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万病を治す究極の療法  飯山 一郎

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万病を治す究極の療法  飯山一郎
 
どんな病気も、「いまの体質」が原因だ。
いま現在の体質が、免疫力がない体質だったり、病弱であったり、精神的なストレスに弱い体質だったりすると、ヒトは病気になる。もし!「いまの体質」を「別の体質」に変えることが出来れば…、いまの病気は治ってしまう!
そこで!「いまの体質」を「別の体質」に変える方法を書いておく。
 
 1.体質を変え、病気を自力(じりき)で治す!と強く決心する。
 2.決心しながら、熱いお茶を飲む。
 3.ウォーキングか、その場足踏みと体操で汗をかく。
 4.発汗作用が自覚できたら、熱い風呂に入る。
 5.入浴後、すぐに肌着を着て、布団にもぐり込む。
 6.布団の中で1~2時間。眠れれば、なお結構。
 
  以上のことを、10日間連続して行う。
 
一回あたり4~5回の発汗作用と、血流の亢進が起こり、必ず体質が変わっていきます。
体力が衰弱している人は、体力を増強させながら、あいだ1~2日の休養日をとって下さい。
自覚と、発汗作用と、運動による血流促進。これを10日も続けると、必ず体質が変わってきます。体質を変えれば、病気は治る!と自覚して…、自分に合った体質の変え方を見つけて下さい。

白血球の自律神経支配の法則< 安保徹、福田稔>

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 1. 白血球の自律神経支配の法則

● 自律神経は白血球を調節する
安保徹先生が世界で初めて発表した理論である。その基本パターンは2通りあり、
(A) 交感神経優位→アドレナリン分泌増加→顆粒球を活性化する
(B) 副交感神経→アセチルコリン分泌増加→リンパ球を活性化する
▼交感神経と副交感神経の働き交感神経と副交感神経の働き

● 白血球の二大勢力

上記のように白血球は「顆粒球」「リンパ球」と大雑把に分けると二大グループから 構成されている。両者合わせて白血球の95%を占める。残りの5%がマクロファージという 名の貪食細胞である。リンパ球は、捕食作用は苦手だが、異物を分子レベルで抗原と認識し、 抗体をつくる能力をもつ。いわば分子兵器である。

リンパ球にはいろいろな種類があって、がんを攻撃する性能をもつのがNK細胞 (ナチュラル・キラー細胞)である。このほかキラーT細胞、胸腺外分化T細胞も その役目を果たす。 白血球の残り5パーセントがマクロファージで、異物を食べて排除する掃除係であると 同時に、リンパ球が行う抗原抗体反応を手助けする。食べた異物を分解し、それが体に とってどのような性質の抗原であるかを調べる。 その後、マクロファージ自身の表面の突起を通して、リンパ球に対してその抗原の特徴を 伝達する。専門的にいうと、抗原処理と抗原提示の役目を果たす。
顆粒球とは読んで字のごとく、細胞内に多数の黒味を帯びた顆粒を含んでいる。 これは活性酸素を多量に含む爆薬のようなもので、アメーバのように動きまわっては 細菌など大き目の異物を腹いっぱいに食べた後自爆し、大量の活性酸素をまき散らす。 体内の活性酸素の70~80%がこれによって発生するといわれる。この活性酸素は 体を守る働きもすると同時に、組織破壊や発がんという厄介な作用をもっている。

 
2. がんの転移の真相

● 体内の「株化類似現象」が転移の正体
◆ がん細胞の培養継続から見えた真実

がん組織を体から切り取ってシャーレの中で最初に培養することを「初代培養」という。 これがうまくいって細胞が分裂を続け、シャーレの底面を細胞が埋め尽くすようになると トリプシンを用いて細胞を個々ばらばらにして、いくつかのシャーレに移し替えることが できる。これを「継代培養」という。

▼個々バラバラになったがん細胞が増殖力を獲得
個々バラバラになったがん細胞が増殖力を獲得
▼単一細胞から増殖したがん細胞のコロニー
単一細胞から増殖したがん細胞のコロニー

◆ コロニー形成率の大幅アップが転移の前夜

継代にともなって培地に播かれた個々バラバラにされた細胞がコロニーを つくることができるようになる最低条件は、細胞自身が単独で生き残れる能力を 獲得することである。一度培養液中で単独の自己増殖ができるようになれば、 1個から増えていったコロニーが形成される。
私の扱った細胞の場合、数%~90%もの高率に及ぶものまであり、シャーレに増殖した コロニーの染色標本(右上写真)を見ても分かるように、同一の培養条件下で増殖した がん細胞でも、増殖してきたコロニーの大きさは千差万別だ。
1つのコロニーを取り出してまた別のところに移し替えたところで、たちまちコロニーを 形成していく。このがん細胞の場合、株細胞といえども、その中身はいろいろな 増殖能力をもつ細胞集団の寄せ集めあることが染色体数分布からわかった。

● 転移はがんが「もう一度がん化」すること!?

「エーッ」と思うかもしれません。でも真実だから仕方ありません。 体内でがん細胞が独立性を獲得することが転移のスタートラインで あることは間違いない。この能力は、体内では、がん細胞が分裂して 腫瘍を形づくるのとほとんど同時にやってくることもあるが、 通常はそのがんが体内環境にますます適応していく中で、個々のがん 細胞が独立性という自己改革を遂げつつ初めて得られるとみたほうが 分かりやすい。
転移細胞へ「昇格」しやすいおあつらえ向きのときというのは、体内が 顆粒球漬けになっていて、活性酸素に満ちあふれている状況下の時である。 転移がんとは分かりやすく端的にいうと、がんがもう一度がん化したのに 等しいほど、悪質度においてハイレベルのがんになったということだ。
そのがんが目詰まりを起こした臓器の毛細血管に引っ掛かって、 そこで分裂を開始する。次頁の図のように、活性酸素は赤血球同士を 癒着させ毛細血管の目づまりを起こす。そういうところには、 複数のがん細胞が付着することも十分考えられる。そうすればさらに 分裂しやすくなる。これが転移の病巣の始まりだ。

 
3. 抗がん剤は転移促進剤


● 抗がん剤が転移しやすい体内環境をつくる

 
がん細胞の敵はリンパ球軍団である。がんにかかっても、依然としてストレスを たくさん抱えたままでいたり、大手術を受けたり、抗がん剤や放射線治療を続けていると、 体内環境は圧倒的に交感神経優位の状況に陥っていく。これはそのまま顆粒球の著しい 増加ということであり、必然的にリンパ球には活躍の機会が巡ってこない。 これが発がんの原因であると同時に、がん細胞の体内「株化類似現象(=自己革命)」 すなわち遠隔転移に道を開くことになる。 リンパ球軍団の力が失われる恐ろしさの本質は実はここにある。
● 転移は将棋でいえば「成金」
ガンの転移を将棋に例えると、成金のようなものだ。転移とは、血流中をさまよった末、 ほかの臓器に定着し、増殖を始めることだ。つまり、ほかの臓器という敵地に乗り込んで 大暴れする成金だ。臓器の側も激しく防戦し、外敵を打ち破ろうとする。 しかし、抗がん剤で打ちのめされた免疫機構すなわちリンパ球減少状態という自らの 手駒の不足した状態ではとても太刀打ちできず、なす術もなく侵略者の意のままとなる。

▼赤血球の連銭現象

    <健康な人の赤血球>    <ストレスのある人の赤血球>
赤血球の連銭現象
      ~ ストレスで赤血球がつながってしまう ~

                         ガンは自分で治せる[マキノ出版]より引用作図


こうなると医師は患者の家族に手遅れの末期症状で、余命は3ヶ月、あるいは半年 ですと言い渡す。
それからが問題だ。そうなった以上、せめて残りの人生を苦しまずに送らせてあげようと 手段を講じるのならばまだ良いが、実は多くの場合、そこから抗がん剤の投与が始まるのだ。
患者は下図のように全身に転移が及ぶ。そして抗がん剤に苦しみ抜いて死を迎えることになる。
● がん転移の真相はディフェンダー不在のサッカーゴール
▼がんの肺転移巣
がんの肺転移巣

このところ日本でもサッカー熱が盛り上がってきた。私はサッカーは 何か点の入り方が少なく、単純っぽくて、あまり興味を持てなかったが、 がんの転移を説明するのにまことに都合のよい状況が実はサッカーにあることが分かった。 それは、「ディフェンダー不在のサッカーゴール」がどんなに無力かということだ。
体内におけるがん細胞の転移は、これと同様の現象であると私は考えている。 ディフェンダーとはリンパ球軍団にほかならない。
4.  これからのがん治療

● 転移を防ぐのが抗がん剤のはずだったが……
抗ガン剤とは、いかにもガン退治をしてくれそうな名前である。 たいていのガン患者は、念のためとか、転移を防ぐとかの名目で抗ガン剤を勧められる。 末期のガン患者の余命期間は抗ガン剤のテストをされている期間といってもよいくらいだ。 ガンが縮小したかどうかなど大して意味のあることではない。というよりも、 小さくなったガンが実は怖いのだ。
小さくなったガンは、抗ガン剤によって強化トレーニングされたようなものだからだ。 縮小したがん細胞は抗がん剤耐性を獲得する。これが転移がんへと変貌を遂げるのである。 そこでがん治療の根本的出直しが求められることとなる。



● キーワードは「間接対決」
がんとの直接対決がどんなにむなしいものかは、抗ガン剤・大手術・放射線などの結果 引き起こされる患者の悲惨さをみればよく分かる。そして、その悲惨さを推進してきたのが 科学進歩のおごりであることは紛れもない事実であろう。
そこで、これからのがん医療として、私は、がんとの間接対決に注目したい。 間接対決とは、人間が直接がんに手を下すのを避けて、本来体内で異物と闘うべき免疫機構、 具体的にはリンパ球をうまく働かせてがん細胞を攻撃させることである。
体内で細胞ががん化した当初に、分裂がうまくいかないで、細胞集団を形成できないと、 がん細胞は体の免疫細胞の攻撃にさらされて生存が難しくなる。誰でも人体内では、 異常細胞が絶えず生まれている。だが、ほとんどのがん細胞は、体のもつ免疫機構に よってたちまちやられてしまう。
したがって、体内に芽生えたがん細胞が生き残ることができるのは、リンパ球を主体と する免疫細胞勢力がいろいろな原因から障害を受け、働かなくなっているときである。
この事実を明快に説明しているのが安保理論である。

● がん治療の基本はリンパ球を増加させること
安保先生によると、がん患者にはほとんど例外なく、免疫抑制状態がみられるという。 リンパ球の比率は30%以下が大半で、進行がんで約20%、末期がんで10%前後まで低下する。 抗がん剤を投与すると、リンパ球が激減する。
抗がん剤で、たとえがんが縮小しても、生き残ったがん細胞が実は恐るべきものなのである。 それらの細胞は、身をていして抗がん剤の嵐を生き抜いてきたからである。 この点はほとんどの固形腫瘍に共通している。嵐が過ぎ去った後に彼らの出番がやってくる。
一度再発すると、リンパ球による防衛力は抗がん剤ですでに壊滅状態になっているため、 がんの進行は一気に早まり、もはや手の施しようがなくなる。
一方、がんの大手術は、リンパ組織を根こそぎ取り去ると同時に、副交感神経のネットワーク ともいえる迷走神経も至るところで寸断する。 それに外傷性ショックが重なって、交感神経の極度の緊張状態に陥る。その結果、体内環境は 顆粒球の独壇場のような状態となり、活性酸素による組織破壊が進むとともに、がん細胞は あちらこちらに飛び火(転移)し、命を落とすこととなる。

● がんに対する「告知」のあり方大問題

▲ がんにだけなぜことさら「告知」というのか
以上のように、安保免疫学を学んだ上でがん問題に取り組むと、現実のがんをとりまく医学の 実態、がんにまつわる患者への対応の重大な誤りがよく理解できる。がんという病名ゆえに 採られた特別の対処法についてまず検証してみよう。
その第一として「がん告知」がある。この呼称には、がんがまるで死を覚悟すべき病気のような 響きがある。この呼び名で交感神経の緊張をいやが上にも高めるのだ。
安保先生の「白血球の自律神経支配」の法則に基づくなら、「肩こりや痔と同じ仕組みで がんは発症する」という、信じられないようなことが分かる。
専門家の多くが、がんの原因は細胞の遺伝子異常で、がん死は運命付けられたものと 考えているから、がんの発生を人知・人力の及び難いことと考えてしまう。

▲ ストレスによる慢性疾患の延長線上にがんがある
全身倦怠や頭痛、肩こり、痔、食欲不振、胃炎などのありふれた病気は、当分の間、 がんにはならない。だが、その状態を何年も放っておけば、何年か先にはがんが待ち受けている。
お茶の間の病気ががんになるからくりは、自律神経と白血球のかかわりに基づいている。 すなわち「交感神経の過剰緊張⇒顆粒球漬けの体内⇒がんの防衛隊たるリンパ球の減少⇒ 免疫力の低下⇒分泌能力の低下」という過程を経て、がんを呼び寄せる体質が徐々に 作り上げられていくのである。
したがって、心身のストレスを招く状態になったがん患者に、さらにストレスの追い討ちを かけるような「がん告知」のあり方が、良い結果を生むわけがない。

▲ 余命宣告でリンパ球激減
最近は医療訴訟を回避するために、考えうる最悪のケースを患者さんにいう医師が多くなって いるという。すなわち、医師が訴えられないように『後3ヶ月の命です』などと 平然と言い放つ医師が増えてくるわけだ。安保先生は「患者にとっては、余命宣告のほうが、 発がんそのものよりつらいわけです。発がん時点ではリンパ球が25%ぐらいある患者さんでも、 医師に脅かされたり余命宣告をされたりすると、10%台まで下がってしまうんですね。 今は本人の前でも余命宣告をする医師が多くなりましたが、余命宣告をされると明らかに 免疫力が下がる。免疫力はがんと闘う力だから、余命など本人に直接言ってはいけない。 そういう感覚を医師がもたなくてはだめです」と言っている。

● 早期発見論のまやかし

▲ がんへの恐怖心が発がんを呼び起こす
「小さな影」という投稿記事が、2004年1月27日付読売新聞に掲載された。 横浜市在住の30歳の女性からのもので、2年前に胸部レントゲン検査を受けた後、 CTによる精密検査のとなり、医師から0.8cmの腫瘍があると告げられた。 半年後にまた精密検査をして大きくなっていれば、手術の必要もありうるとの ことだったという。
この日を境に「肺がんかもしれない!?」との恐怖にかられることとなった。 小さい娘のこと、家族のことなどを考えて精神不安に陥った。来る日も来る日も 「がん」「死」ばかりが頭に浮かんで、地獄のような日々が続いたとのことだ。
半年後の検査で大きさに変化はないがまた半年後と告げられてほっとしたものの、 次の不安がまた襲ってくる。「がんじゃないですよね」と医師に質問すると 「神様しかわからないね」と、この医師の配慮の無さにがっくりしたという。

▲ がん治療の権威が早期発見主義を“反省”
がんといえば即、早期発見・早期治療が叫ばれてきた。とにかく早く見つけ出して 早くたたけばそれだけ生存率が高まると医者も患者も信じてきた。 ところが、早期発見率が高まっても、生存率がさほど高まったわけでもなく、 がんの死亡率も一向に減少しないことも同時に指摘されていた。
なぜだろうか。早期発見そのものにそれほどの意味がないことの表れではなかろうか。 これを裏書きするかのような意見を国立がんセンター総長の垣添忠生先生が述べている。 (『がんを治す完全ガイド』〔イーストプレス、2004年〕)。
『適時発見、適時治療』というのがその理論である。つまりあまりに早期に発見すると、 がんか否か、診断が難しい場面も出てきているからです。」とのことだ。 こうした反省が生じてくる背景には、医学・医療が高度に細分化しても、 実際に役立たない分析医学ばかりが横行していることがあげられる。 過剰検査、過剰投薬、大手術といったことへの反省が求められていることを自覚すべきだろう。 これからのがん医療は、自律神経を副交感神経優位に導くような医学の基本に まず立ち返るべきではなかろうか。
5.  副交感神経がポイント

● がんを抑える4つの条件
がんを抑える4つの条件とは、第1に『生き方を見直すこと』、 第2に『がんの恐怖を取り除くこと』、第3に『消耗する治療を受けないこと』、 最後に『自律神経のバランスを整える治療を受けること』と安保先生は言う。
この4点をしっかりやっていけば、がんの克服につながっていくのです。 実際、この方法でがんを抑えられた、がんと共存できるようになったという人たちも 決して少なくないのです。

● 福田稔先生の自律神経免疫療法
福田先生は副交感神経を刺激し、血液をどんどん流して体内の老廃物を排せつ させること、また、白血球中のリンパ球を増やしてがんと闘う力を強化して いくことができれば、確実にがんは治療に導くことができるという。 これが、自律神経免疫療法である。
福田先生の自律神経免疫療法は、注射針やレーザー、電子針で体表に分布する 治療点を刺激していく「はり治療」の一種で、その治療法が交感神経の緊張を 抑え、副交感神経を優位にする。このことは、すでに膨大な血液データで 証明されている。
その治療の結果、自律神経のバランスが整うと、血流障害は改善され、 リンパ球は増えて免疫力が高まり、がんは治っていくという。

● 白血球のバランスが最重要課題
血液1mm立方当たりには、5000~8000個の白血球が含まれ、その比率は顆粒球 54~60%、リンパ球35~41%くらいがバランスのとれたときである。
理想的なリンパ球の実数は2300~2600個くらいであるという。
ところが、がんの患者では、リンパ球の比率、実数ともにこの値を かなり下回っていることが多い。そして治療を続け、これらが理想的な数値に 近付くと、がんは勢いを弱め、症状が改善されていくというのだ。
福田先生によると、がんを治すために必要なリンパ球数は、1mm立方当たり、 1800~2000個以上と考えられ、2000個を超える病状は目に見えて改善し、 1800個を切っているうちは病状も安定しないという。
 
 

自律神経による白血球支配の法則 Topics

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自律神経による白血球支配の法則 Topics
交感神経と副交感神経
交感神経と副交感神経
血液検査でわかる免疫の状態
血液検査でわかる免疫の状態

白血球による自律神経支配

1996年、外科医の福田稔先生との出会いにより、共同研究によって自律神経の白血球支配の法則を見つけました。
自律神経の乱れ(交感神経、副交感神経のどちらかに偏った状況)が長く続くと、白血球の中のリンパ球と顆粒球のバランスが崩れ、免疫力が低下し病気を引きこします。
ストレス過剰の無理し過ぎる生き方で交感神経に傾くと、アドレナリン受容体を持つ顆粒球がふえて死んでいくときの活性酸素によって炎症や潰瘍を起こし、組織破壊の病気を引き起こします。
リラックス過剰の楽し過ぎる生き方で副交感神経に傾くと、アセチルコリン受容体を持つリンパ球がふえて小さな物にまで反応し、アレルギー疾患を引き起こします。
ちなみにアドレナリンとアセチルコリン両方の受容体を持っているのがマクロファージです。交感神経が優位になると活発に体内をパトロールして異物を警戒し、副交感神経優位になると異物を貪食し、消化排泄を行います。体内の状況に応じて数が変化します。マクロファージがふえているときは、ウイルスや異物、異常細胞や戦闘後の免疫細胞の死骸などの処理を行っているときです。体の中を掃除して治癒へ向かっていきます。
 血液を採取して白血球分画検査を行えば、簡単に白血球のバランス、つまり免疫力の状態を把握することができます(3ヶ月1回程度を目安に)。
免疫力をみるうえでのポイントはリンパ球と顆粒球(好中球+好酸球+好塩基球)の割合です。リンパ球の割合と数が、生きる力を表しています。

白血球分画と免疫力

自律神経のバランスがよく働いて健康な状態のときには血液1立方ミリメートルあたりに4000~6000個の白血球が含まれたいます。白血球の中のリンパ球と顆粒球のバランスは、約54%~60%の顆粒球、約35%~41%のリンパ球、約5%のマクロファージという割合が理想的です。この状態は血流がよく理想的な体温、腋の下で測定すると約36.5度です。免疫力は十分に働いています。
理想的な状態に近い値にあれば、治す力が備わっているので、たとええ病気や気になる不快な症状があっても早く回復することができます。その逆に理想値内にない場合は、症状がなくても発症や再発の危険があるので生き方の改善が必要です。
体の持っている力を信じて生活の中での改善法を実践すれば、病気を予防し治癒できます。
(「安保徹のやさしい解体新書」安保徹 実業之日本社より引用)

】「第六感は存在する」…神経科学者が語った“人間の直感を信じていい理由

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 「第六感は存在する」…神経科学者が語った“人間の直感を信じていい理由
 
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◆「第六感は存在する」 神経科学者が語った、直感を信じるべき理由

第六感と聞くとちょっぴり怪しげ!?
でも、ここで紹介する話はかなり信憑性十分。
神経学者のEric Haseltineさんが科学誌「Psychology Today」にこんなことを書いています。
「感覚や直感を信じていい理由は、科学的にある」。
一体どういうことなのでしょう?

■認識していない記憶がある

Haseltineさんが書いているのは、人間の判断能力の複雑さ。
例えば、人は写真を見た時に、そこに写っている人の笑顔が
本物かどうかをある程度判断することができます。
それは、これまでの経験で”カメラ用の笑顔”や”作り笑い”という存在を
知っているからなのだとか。


TABI LABO 2015年5月11日7時7分
http://news.livedoor.com/article/detail/10096918/
 

指圧は最強

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指圧は最強
悪寒がして、発熱したりすると、慌てて病院に駆け込むシトが多い。
この瞬間、「自力で治す!」という気力が消えて、そのシトは「病人」になる。
今どきの医者は触診も打診もせず、聴診器も形だけ。ロクな問診もせず症状を訊くだけ。
問診の奥義=ムンテラ(言葉で患者を癒す療法)を知る医師は皆無になった。
患者を癒やそうとせず、患者を脅しまくる医者だけになった。
医者に脅されれば、そのストレスで病状は悪化するに決まっている。
そうして次は必ず検査だ。検査データを見なければ、医者は何も分からないからだ。実際は、見ても分からない医者ばかりなのだが…www
その検査データは、体調が悪くなったときの検査データなので、悪い数字が並ぶのは当たり前なのに…、
「良くないです!精密検査が必要です!」
などと言われれば、誰だって不安になり、恐怖感とストレスで本当の病気になってしまう。
さよう! 今どきの医者は、病状を悪化させ、病気をつくる存在でしかない。
さらに言えば…、病気を治せる医者は、いない!
もっと言えば…、人間は病気では死なない!医者の治療で死ぬ!と。

鷲は先日、『腰痛を治す不思議な指圧療法』という文章を書いた。
そうして、指圧の秘密の一端を「養生法の探求」氏こと、今村光臣氏に教えてもらおう!と書いた。
そうしたら…、なんと今村光臣氏は指圧の秘密どころか、指圧の秘法までをも公開してくれた。
いや、指圧の秘法どころではない…、
指圧の秘中の秘、奥義の中の奥義の公開をも始められたのである。
これは大変なことである。熟読である。
なぜならば、今村光臣氏が公開しはじめた『シロウト向きのセルフケア自己指圧』を熟読しながら実践を積み重ねれば…、病気を未病の段階で自力で治せる自己指圧師になれるのだから。
病気にさえならなければ…、とりあえず健康な身体で生き延び、生き残れれば、必ず!道はひらける。
そうは言っても…、人間は生身の身体だ。疲労した身体は、少し冷えただけで生理が病理へ簡単に転換してしまう。風邪だ。これは万病の元だ。
疲労したと思ったら、身体を温め、疲労した足腰と腹部の筋肉に「手当て」をし、自己指圧を加えるだけで、疲労は消えてゆく。悪寒や発熱といった病理現象は起こらない。
それだけではない。今村光臣氏によると…、
 1.血流促進に指圧!
 2.脳科学に指圧!
 3.免疫増強に指圧
!  4.鎮痛抗ガンに指圧!
 5.内部被曝対策に指圧!
と、まさに万病に効くのである。
とにかく、指圧は最強の療法!と信じて良い。
委細・詳細は今村光臣氏の最新の連載を熟読して欲しい。
 ・ 新・命を耕す  9
 ・ 新・命を耕す 10
 ・ 新・命を耕す 11
飯山 一郎

今村光臣・ 新・命を耕す  9

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今村光臣・ 新・命を耕す  9     
 
さて、この記事中ではまた、私に指圧の何たるか?の教えを請うとのことですので、こちら養生法の探求ブログにて、

まずは、端的に指圧の何たるか?を教示しておきます。

指圧の科学的な効能として近年になり判明したことのひとつに「一酸化窒素の分泌」という効能がございます。

これは資生堂ライフサイエンス研究所の研究員である傳田光洋博士の著書などに記載されている事項ですが、

ようは指圧にしろ、按摩にしろ、マッサージにしろ、皮膚を介して筋肉を押圧(おうあつ)するような手技を施すと、

この押圧により皮膚や筋肉は圧迫を受けるわけです。

この圧迫はいわばヒトの身体にとっては外部からもたらされたある種のストレッサー刺激となって、

ハンスセリエのストレス学説に忠実に身体はこの押圧ストレッサーに対応するストレス状態に移行します。

ストレスとは歪みということですが、人体にとっては多種多様なストレッサーとなるストレス刺激がつねに負荷されておりますが、

例えば重力という地球1Gの重みもまた人体が正常に発育するためには必須ストレスなのです。

つまりストレスは決して悪なだけでなく、人体にとってはプラスの面もあるのです。

さて、皮膚を介して筋肉を押した指圧による押圧ストレスは、押された皮膚や血管に対抗する反発力を発生させます。

特に血管壁は押されたままでは、血液の流れがストップしてしまうので、これは人体にとっては一大事です。

だから押された血管壁からは一酸化窒素という活性酸素が分泌されて血管壁を拡げる機序が発動します。

これが指圧によってもたらされる血流促進効果の科学的裏付けとなるリガンド(信号分子)です。

按摩マッサージ指圧によって、分泌される一酸化窒素は皮膚と血管壁から半分づつ分泌されることが、厳密な科学的な実験により立証されています。

一酸化窒素は血管壁を拡げることで、血液の流れを促進します。

血流促進に指圧!

またこの一酸化窒素というリガンドは脳神経系の情報伝達物質として機能していることが近年になり判明していますので、指圧によって一酸化窒素の分泌量が増すと、脳の認知機能も改善されて、頭がスッキリし、脳活全開となります。

脳科学に指圧!

さらに一酸化窒素は免疫細胞のマクロファージが、ガン細胞やウイルスに罹患された細胞を攻撃して破壊して粉々にする際に噴出するマクロファージの武器と言える分子です。

だから指圧によって一酸化窒素の分泌量が増すと、マクロファージは仲間のマクロファージが体内のどこかでガン細胞やウイルス罹患細胞などの敵を感知して大規模な攻撃を仕掛けていると錯覚して、

俄然、やる気マンマンになってくるという免疫細胞のマクロファージの活性化という余得も、指圧による一酸化窒素の分泌量増大にはもれなくついてきます。

免疫増強に指圧!

このように指圧による一酸化窒素の分泌は、①血流アップ、②認知機能アップ、③免疫力アップ、の3つの優れた機能があることがこれでわかります。

さらに指圧による恍惚感のもととなるリガンドであるβエンドルフィンという快感ホルモンには鎮痛効果があり、またβエンドルフィンはガン免疫で活躍するNK細胞を賦活する作用があることがわかっています。

鎮痛抗ガンに指圧!

さらにさらに、指圧によって分泌量が増すのは一酸化窒素とβエンドルフィンだけでなく、われらがヒーロー・リガンドであるヒートショックプロテインの分泌を促します。

ヒートショックプロテインはDNAセントラルドグマを正常に機能させるためには、なくてはならない分子であり、人体生理はヒートショックプロテインなしでは機能しないと言ってもいいほどに大事な分子です。

指圧により分泌量が増すヒートショックプロテインの作用によって、細胞核ゲノムの変異も修正され、損傷したタンパク分子が修復されていきます。

ゲノムやタンパク分子が恒常的に傷つく内部被曝時代を生き抜くうえで、ヒートショックプロテインに満ちたボディを手に入れることは必須な課題です。

内部被曝対策に指圧!

以上のように、『一酸化窒素とβエンドルフィンとヒートショックプロテイン』という3つの有益なリガンドに着目することで、指圧の科学的な効能はよりリアルに認識されてきますので、

是非ともこの3つの「指圧リガンド」を覚えて頂きたく存じます。

その他には京都大学生理学教室で長年に渡り研究された「内蔵体壁反射、体表内臓反射」という原理も指圧の効能を解くキーワードです。

これは内臓の病変は体表に顕在化されると同時に、体表への刺激もまた内臓に影響する、というヒトの身体の表面と裏面、

解剖学者の故・三木成夫博士の言葉を借りれば「体壁筋肉系と腸管内臓系」はつねにインタラクティブ(互換的)に連動して、

ヒト生理が営まれているという生命真理です。

だからどこを押しても、どこを触っても、その刺激は皮膚や筋肉を介して、また血管という音声導波管を通じて全身の51億本の毛細血管を含む動静脈9万6000キロを伝わり、

深部内臓や脊髄脳中枢へとその皮膚刺激は波及していくと言えます。

さて、今回のシリーズは前回4月の「命を耕す」全33講義に続く、「新・命を耕す」シリーズですが、この両シリーズで探求している気という生命情報エネルギーもまた指圧により照射され、活性化されます。

この気という目に見えない生命情報の科学的内訳でこれまで判明し検出されたものが、脈動する赤外線輻射、変動する生体磁場、16ヘルツ以下の超低周波、イオン流、フォトンなどの微粒子、静電気などです。

これら気情報、気エネルギーもまた指圧によりもたらされる効果となります。

このように、指圧によって分泌量が増大する生理活性物質としての「指圧リガンド」の効能や、

「内蔵体壁反射、体表内臓反射」を介した身体全域の賦活や、

指圧による気功効果を、

ひとことで文学的に表現するとすれば、かのマリリン・モンローの胃ケイレンを、その優れた指圧術により一発で治した伝説の持ち主である

指圧界のカリスマ・ゴッドハンド、故・浪越徳治郎先生の

「指圧の心 母心 押せば命の 泉湧く」

となりましょう。

これほど端的に指圧の効能を言い切ったヒトは浪越先生をおいて他にありません。

浪越先生曰く、ヒトの手には愛があり、この手の愛の気をもって指圧治療をするからこそ、霊験あらたかに病苦が消し去るのだ、との仰せです。

まことに真の医道に通じる達者の言葉には深い含蓄があります。

人類の医学とは、まさにこの掌(てのひら)を痛み病む病巣部位に当てる「手当て」からスタートしたのです。

この神聖なる人類医療の原点である「手当て」を正統に人類史700万年間のあいだ絶やさずに受け継いできたのが指圧道だったのです。

誰でも少し習えば出来ると思われる指圧法ですが、誰もできない高度なレベルに到達した指圧は気功指圧師である私のような者にしかできません。

指圧が注目される今だからこそ、指圧の真の奥義を本ブログを熟読することで感得して頂きますれば、幸いに存じます。

ヒトは全宇宙のお釈迦様の掌の上で遊ばせて頂くチッポケな存在に過ぎません。

しかし、お釈迦様の手の平で遊び抜くには健康でなければ面白くありません。

そんな人類の病苦への不安は、このヒト自身の手の平に乗せられることで、どうやら払拭できそうです。

このヒトの手にこそ、無限なる宇宙の気、宇宙の生命情報エネルギーが内包されているのです。

タダで手に入るフォースを使わなきゃあ、もったいない!

「手当て」こそが、指圧こそが、医の原点!

今村光臣・ 新・命を耕す  9     
 
さて、この記事中ではまた、私に指圧の何たるか?の教えを請うとのことですので、こちら養生法の探求ブログにて、

まずは、端的に指圧の何たるか?を教示しておきます。

指圧の科学的な効能として近年になり判明したことのひとつに「一酸化窒素の分泌」という効能がございます。

これは資生堂ライフサイエンス研究所の研究員である傳田光洋博士の著書などに記載されている事項ですが、

ようは指圧にしろ、按摩にしろ、マッサージにしろ、皮膚を介して筋肉を押圧(おうあつ)するような手技を施すと、

この押圧により皮膚や筋肉は圧迫を受けるわけです。

この圧迫はいわばヒトの身体にとっては外部からもたらされたある種のストレッサー刺激となって、

ハンスセリエのストレス学説に忠実に身体はこの押圧ストレッサーに対応するストレス状態に移行します。

ストレスとは歪みということですが、人体にとっては多種多様なストレッサーとなるストレス刺激がつねに負荷されておりますが、

例えば重力という地球1Gの重みもまた人体が正常に発育するためには必須ストレスなのです。

つまりストレスは決して悪なだけでなく、人体にとってはプラスの面もあるのです。

さて、皮膚を介して筋肉を押した指圧による押圧ストレスは、押された皮膚や血管に対抗する反発力を発生させます。

特に血管壁は押されたままでは、血液の流れがストップしてしまうので、これは人体にとっては一大事です。

だから押された血管壁からは一酸化窒素という活性酸素が分泌されて血管壁を拡げる機序が発動します。

これが指圧によってもたらされる血流促進効果の科学的裏付けとなるリガンド(信号分子)です。

按摩マッサージ指圧によって、分泌される一酸化窒素は皮膚と血管壁から半分づつ分泌されることが、厳密な科学的な実験により立証されています。

一酸化窒素は血管壁を拡げることで、血液の流れを促進します。

血流促進に指圧!

またこの一酸化窒素というリガンドは脳神経系の情報伝達物質として機能していることが近年になり判明していますので、指圧によって一酸化窒素の分泌量が増すと、脳の認知機能も改善されて、頭がスッキリし、脳活全開となります。

脳科学に指圧!

さらに一酸化窒素は免疫細胞のマクロファージが、ガン細胞やウイルスに罹患された細胞を攻撃して破壊して粉々にする際に噴出するマクロファージの武器と言える分子です。

だから指圧によって一酸化窒素の分泌量が増すと、マクロファージは仲間のマクロファージが体内のどこかでガン細胞やウイルス罹患細胞などの敵を感知して大規模な攻撃を仕掛けていると錯覚して、

俄然、やる気マンマンになってくるという免疫細胞のマクロファージの活性化という余得も、指圧による一酸化窒素の分泌量増大にはもれなくついてきます。

免疫増強に指圧!

このように指圧による一酸化窒素の分泌は、①血流アップ、②認知機能アップ、③免疫力アップ、の3つの優れた機能があることがこれでわかります。

さらに指圧による恍惚感のもととなるリガンドであるβエンドルフィンという快感ホルモンには鎮痛効果があり、またβエンドルフィンはガン免疫で活躍するNK細胞を賦活する作用があることがわかっています。

鎮痛抗ガンに指圧!

さらにさらに、指圧によって分泌量が増すのは一酸化窒素とβエンドルフィンだけでなく、われらがヒーロー・リガンドであるヒートショックプロテインの分泌を促します。

ヒートショックプロテインはDNAセントラルドグマを正常に機能させるためには、なくてはならない分子であり、人体生理はヒートショックプロテインなしでは機能しないと言ってもいいほどに大事な分子です。

指圧により分泌量が増すヒートショックプロテインの作用によって、細胞核ゲノムの変異も修正され、損傷したタンパク分子が修復されていきます。

ゲノムやタンパク分子が恒常的に傷つく内部被曝時代を生き抜くうえで、ヒートショックプロテインに満ちたボディを手に入れることは必須な課題です。

内部被曝対策に指圧!

以上のように、『一酸化窒素とβエンドルフィンとヒートショックプロテイン』という3つの有益なリガンドに着目することで、指圧の科学的な効能はよりリアルに認識されてきますので、

是非ともこの3つの「指圧リガンド」を覚えて頂きたく存じます。

その他には京都大学生理学教室で長年に渡り研究された「内蔵体壁反射、体表内臓反射」という原理も指圧の効能を解くキーワードです。

これは内臓の病変は体表に顕在化されると同時に、体表への刺激もまた内臓に影響する、というヒトの身体の表面と裏面、

解剖学者の故・三木成夫博士の言葉を借りれば「体壁筋肉系と腸管内臓系」はつねにインタラクティブ(互換的)に連動して、

ヒト生理が営まれているという生命真理です。

だからどこを押しても、どこを触っても、その刺激は皮膚や筋肉を介して、また血管という音声導波管を通じて全身の51億本の毛細血管を含む動静脈9万6000キロを伝わり、

深部内臓や脊髄脳中枢へとその皮膚刺激は波及していくと言えます。

さて、今回のシリーズは前回4月の「命を耕す」全33講義に続く、「新・命を耕す」シリーズですが、この両シリーズで探求している気という生命情報エネルギーもまた指圧により照射され、活性化されます。

この気という目に見えない生命情報の科学的内訳でこれまで判明し検出されたものが、脈動する赤外線輻射、変動する生体磁場、16ヘルツ以下の超低周波、イオン流、フォトンなどの微粒子、静電気などです。

これら気情報、気エネルギーもまた指圧によりもたらされる効果となります。

このように、指圧によって分泌量が増大する生理活性物質としての「指圧リガンド」の効能や、

「内蔵体壁反射、体表内臓反射」を介した身体全域の賦活や、

指圧による気功効果を、

ひとことで文学的に表現するとすれば、かのマリリン・モンローの胃ケイレンを、その優れた指圧術により一発で治した伝説の持ち主である

指圧界のカリスマ・ゴッドハンド、故・浪越徳治郎先生の

「指圧の心 母心 押せば命の 泉湧く」

となりましょう。

これほど端的に指圧の効能を言い切ったヒトは浪越先生をおいて他にありません。

浪越先生曰く、ヒトの手には愛があり、この手の愛の気をもって指圧治療をするからこそ、霊験あらたかに病苦が消し去るのだ、との仰せです。

まことに真の医道に通じる達者の言葉には深い含蓄があります。

人類の医学とは、まさにこの掌(てのひら)を痛み病む病巣部位に当てる「手当て」からスタートしたのです。

この神聖なる人類医療の原点である「手当て」を正統に人類史700万年間のあいだ絶やさずに受け継いできたのが指圧道だったのです。

誰でも少し習えば出来ると思われる指圧法ですが、誰もできない高度なレベルに到達した指圧は気功指圧師である私のような者にしかできません。

指圧が注目される今だからこそ、指圧の真の奥義を本ブログを熟読することで感得して頂きますれば、幸いに存じます。

ヒトは全宇宙のお釈迦様の掌の上で遊ばせて頂くチッポケな存在に過ぎません。

しかし、お釈迦様の手の平で遊び抜くには健康でなければ面白くありません。

そんな人類の病苦への不安は、このヒト自身の手の平に乗せられることで、どうやら払拭できそうです。

このヒトの手にこそ、無限なる宇宙の気、宇宙の生命情報エネルギーが内包されているのです。

タダで手に入るフォースを使わなきゃあ、もったいない!

「手当て」こそが、指圧こそが、医の原点!

今村光臣・ 新・命を耕す 10

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今村光臣・ 新・命を耕す 10  
 
「日本最強の治療師」の誉れ高き鍼灸指圧師・今村光臣がお届けしている5月9日付

本ブログ日別ユニークアクセス数「1601」クリック、

トータルアクセス数「3485回」!、のレジェンドなカウントを叩き出した

(ぜんぶ飯山さんのお蔭 笑)

この超人気シリーズ「新・命を耕す」で、ついにシロウトでも出来る簡単な指圧講座をここに開講!

はい、ということで、「誰でも出来る簡単即効ツボ指圧法」なんてタイトルの本は、間違ってもプロの指圧師が書いてはイケナイを持論にしている私が、

またアッサリと持論を覆して、節操もなく、シロウト向きのセルフケア自己指圧のアドバイスをここに公開してしまいます。

なにしろ、医療難民で溢れかえるここニッポンには、いかにして自分の健康を勝ち取るかの秘策を求める者は余りに多く、

そうでありながら、実践に耐えうる真に価値ある養生アドバイスが皆無なのが、ここ日本国の現実です。

であるからして、わたしのように各界から注目されている者が、俄然注目度が増している今この瞬間に、ここにこうして「誰でも出来る簡単即効ツボ指圧法」を公開してしまうことは、

まことに有意義で価値のあることと思われます。

さて、ヒトには五本の指が与えられており、この5本の手指をもってして、ヒトはチンパンジーとボノボの共通祖先と袂(たもと)を分かち、

今から630万年前にヒトとしての道を歩み始めました。

爾来このかた、ひたすらヒトはこの手を器用に扱うことで認知機能を高めて、脳容量を400ccから1500ccほどにまで増大して、

ついにヒトは他の動物たちのマネの出来ない輝かしき特有の文化文明を築くに至りました。

この手こそがヒトをヒトたらしめたのです。

日本が生んだ世界に誇る奇跡的な治効をもたらす代替医療である指圧法とは、この手の指を駆使して行う「手当て」医療です。

端的に申せば、

『指圧法とは主に手の拇指を使いながら患部や病巣や凝りの部位に手指と手掌を押し当てて、圧迫刺激を負荷することで、

圧迫部位の組織細胞に圧迫ストレスに対抗するストレス防御の反発力を生ぜしめて、

体内に有益なリガンド(信号分子)である一酸化窒素やβエンドルフィンやヒートショックプロテインを分泌させて、

血流を促進し、認知機能を改善し、免疫力を増強し、鎮痛を促進し、抗ガン体質への移行を促し、内部被曝に対する抵抗力を増して、

「内蔵体壁反射、体表内臓反射」の生命真理に則(のっと)って、「体壁筋肉系と腸管内臓系」の身体表裏内外の全域を刺激して、

治療師と秘術者のバイタルフォースである「気」の物質的基礎となる脈動する赤外線輻射、変動する生体磁場、16ヘルツ以下の超低周波、イオン流、生物フォトン、動電場などの生命力の科学的要素を活性化することで、

生体が生まれつき保持している先天の精を補強する後天の精がパワーアップされて、ヒトの真気である元気が充実し、

下丹田の太陽神経叢の丹田力のみならず、中丹田の免疫系統の司令塔である胸腺リンパ管系と、上丹田の基幹脳の視床や視床下部や中脳や松果体の

上中下の3つの丹田(ツボでいうと印堂穴、膻中穴、関元穴に相当)を含む体軸正中線上の古代インド医学のアーユルヴェーダが教える脊柱上の7つの生命情報エネルギーセンター

(上から①サハスララチャクラ、②アジナチャクラ、③ヴィシュダチャクラ、④アナハタチャクラ、⑤マニプラチャクラ、⑥スワディスターナチャクラ、⑦ムーラダーラチャクラ)の

中医学におけるツボの位置にあるエネルギー中枢の華(チャクラ)に気エネルギーがチャージされることで、呼吸が深く静かにゆっくりとした横隔膜を介した腹式呼吸になり、

スーッと古くなった濁気が自然に吐き出された口腔鼻腔から次いで外呼吸によって取りこまれた新鮮でフレッシュな酸素の宗気と、口から摂取した栄養物質の営気と衛気が心臓で合流し、

くまなく51億本の毛細血管を含む総長9万6000キロメートルの動静脈脈管系に流れ込み、600の筋群が連動する経筋ラインに気血が行き届き、脳脊髄神経の自律神経が調整されることで、

この正中線チャクラからもたらされたエネルギーが体幹臓器・筋肉や、脊髄神経から神経支配を受けるすべての臓器・組織・細胞の四肢百骸、五臓六腑、身体髪膚のすべてを滋養し、

充分に全身のミトコンドリアをはじめとする細胞膜や細胞内小器官や細胞質や細胞核に栄養とエネルギーがストックされることで、

60兆個のヒト細胞がミトコンドリアが産生する分子レベルの気であるATPに満たされて、エネルギーレベルの気である電磁気エネルギーに充電されて、

この物質とエネルギーの双方のバイタルフォース、気力に養われることで、

ヒトという身心一如なココロとカラダが再統合され、細胞のアポトーシスとリモデリングが促進されて、

和をもって心から満足するサティスファクションでエクスタシーな健康体に導かれる養生法が指圧法である』

となります。

まさに、世界の三大伝統医学であるギリシャ医学、インド医学、中国医学をシルクロード経由で引き継いだユーラシア・アジアの東端の吹き溜まりの島ニッポンに住む

世界に類を見ないすべての外来性の文化文物技術をその器用な手先で洗練し巧みに日本化してしまう優れた民族性をもった優秀な日本人が、

人類史700万年のアートな手のワザ医療を受け継ぐ東洋医学3000年の粋を洗練させて築き上げた偉大なる手技こそが

クール・ジャパンでヒート・ジャパンでソウル・ジャパンでスーパー・ジャパンで

「メイド・イン・ジャパン」な最上のおもてなし医療の精華、

「ジャパン指圧」だったのです。

それで、もっとも大事な自分で指圧をする場合のコツはね、絶対に早くやらないということ。

「3秒間押したら、ゆっくりと指を戻す」、とかね。こういったアドバイスを真(ま)に受けては指圧の効果はまったく期待できないでしょう。

それは気の流れの速度に合わないからです!!!!!

今言ったとこの、ココはね、実は超スゲエースゲエーの、凄すぎのキモだから、もう一度、言うね!

体表の皮膚の真皮結合織の多水層付近を流れる経絡中の気の速度は、科学的な計測によれば毎秒10センチから30センチのゆっくりとしたスピードであることが判明しているのだ!

ちなみに、ヒトの運動神経を流れる電気信号の速度は毎秒100メートルの超高速であり、次いで自律神経を流れる信号速度は毎秒1メートルの高速です。

こうした通常の生理学が教えるところの神経線維を流れる電気的な情報スピードの伝導速度と比較すれば、

いかに気の流れるスピードが緩慢で悠長で深淵でゆっくりであるかがお分り頂けるかと存じます。

気の流れる速度が科学的に計測されていたなんて、初耳でしょ?

これ、ほんと、もの凄い超貴重な情報ですからね!!!!!

気は神経を走る電気信号と違いゆったりと鷹揚(おうよう)と大河(たいが)の如くに体表を流れているのです。

だからこそ指圧をする場合には、絶対にゆっくりと押して、この体表の気の流れのスピードに合わせて押す必要があるのです。

いいですかね? こんな指圧法の押し方アドバイスをこれまで教えてくれた者は、世界中をくまなく見渡したって絶対にひとりもいませんよ!

オレが世界でついに初公開の快挙をここに達成したのです!

レジェンドだぜい!

これ、ほんとに、ホントの、ほんまに、まったく嘘偽りのない話しね!

いやはや、皆様はここ本ブログに今日こうして詣でることが出来て、本当にラッキーでした。

ヒトの気の流れるスピードに即して指圧すれば、押した位置でいつの日にか命の実相である気に巡り会うことができるはずです。

一度でも気というモノをその指で体感すれば、あとはもう心配要りません。

気の流れに自然に身を任せるセルフケア養生法が実現されていくことでしょう。

気のスピードは実に緩やかですが、時においては龍が飛ぶが如くに、一陣の風が吹き上げるが如くに、変則的に早くなることもあります。

「命は予測不能に奔放でアヴァンギャルド」

これもまた命の、気の真理なのです。

是非に皆様、まずは、じっくりと長めに、10秒間以上は同じ部位を押し続ける指圧術を習慣化してみてください。

気の流れに合わせた指圧法こそが、真に命というバイタルフォースな場を整える指圧法の極意なのです。

う〜ん、自分で言うのも何だけど、ホントはタダでこんな大事なことを教えてはね、もったいないというか、

俺って親族係累の周辺住民の噂ではゼニ儲けに天才的に疎(うと)い

馬鹿 × 10の500乗のお人好しアホ野郎なんだけど、

まあね、こんなご時世だからさ、ここを読んでくれている読者さまだけには、特権だと思って、大事に超貴重な本記事の情報をご活用ください。

指圧はゆっくりと気の流れに語りかけるように。

これが指圧道におけるその道の達人しか知り得ない隠された真のコツ、

秘中の秘、奥義の中の奥義です。

今村光臣・ 新・命を耕す 11

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養生法の探求

鍼灸・指圧 光伯堂 治療師・今村光臣が養生法を探求していく
 
今村光臣・ 新・命を耕す 11
 
気の流れる速度は正常な場合は、およそ毎秒20センチメートルから30センチメートルで、

気が少なくなっている虚(きょ)と中医学で呼ぶ状態の経絡中を流れる気の速度は正常な速度より少し遅くなり毎秒4センチメートルから15センチメートルで、

逆に気が多くなっている実(じつ)の経絡では気のスピードは上がり毎秒40センチメートルから50センチメートルであることが、

表皮を剥離して電極を経絡ラインに接合する科学実験や、アイソトープ(放射性同位元素)や周波を使った様々な実験により判明している。

ということで、気の虚実を含めてザックリ言うと気の流れる速度は

毎秒4センチメートルから50センチメートルである、

ことがわかっている。

ちなみに、わたしの臨床における気功指圧の際に経験している気の動きと、この気の流れる速度の科学的計測の結果は見事に合致している。

例えばわたしが腰の凝りに気功指圧を施していると、私の指先の気がうまくチャージされて、患者の凝りがスパークしはじめると、

最初はゆっくりとそこの腰の凝りだけが動く感じだったのが、そのうちに腰を押しているだけなのに肩が波打ち、手の指先がタップを打ち始めるが、

だいたい1秒間の範囲で動く範囲を考えるとこの4センチから50センチの計測と一致するのだ。

「指圧の心 母心 押せば命の 泉湧く」

は、かの浪越徳治郎先生のオハコのキャッチフレーズであるが、「命の泉」を湧かせるためには、

湧かせるだけの指圧法を施さねばならない。

1秒間押しただけでは気の量が多いものでも、その刺激は50センチメートルしか動かないし、気の量が少ない者の場合は1秒間では、わずかに4センチ程度、動くだけである。

だから10秒間押し続ければ、少なくとも40センチから5メートルは気を伝導させることができるのだ。

「指圧はゆっくりと気の流れに語りかけるように」

の極意とは、実に科学的であると同時に、経験的で本質的である。

むろん、気を動かす前には、普通に探りの指圧を行い、βエンドルフィンに満たされた気持ちいい状態に導く技術は必須となる。

βエンドルフィンに身体中が満たされて真にリラックスした状態に患者の身心を導いてから、

凝りの集積部位へと気功指圧を施していくのが、

わたしの気功指圧術だ。

昨日は浜松市から新規の患者さんが訪れてくれました。

なんとかうまく初診で気の流れをある程度、整えることができました。

「あ〜、なんだか身体が温かくなった」

『気は血の総帥、血は気の母。気行けば、すなわち血行く』

気が動けば血も動き、血が動けば気の量も増える。

身体は気血の力で温められて、ヒトは気血によって生かされているのだ。

治療後の血色の良くなった顔色は、治療師にとっては何よりのご褒美です。

凝りとの対話から感得する命の真相は、面白く、深いです。

心臓マッサージだけで回復

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心臓マッサージだけで回復裏付け 人工呼吸なくてもOK

京都新聞 6月12日(金)0時16分配信
 人工呼吸をせず、心臓マッサージ(胸骨圧迫)だけを行う心肺蘇生法の普及が、心停止した人の社会復帰数の増加に大きく貢献しているという調査結果を、京都大環境安全保健機構の石見拓教授や川村孝教授のグループが11日に発表した。日本は胸骨圧迫だけの蘇生法を学会レベルで唯一推奨している国で、その正しさを裏付けたという。
 心肺蘇生の在り方をめぐっては、人工呼吸と胸骨圧迫を併用した方法が長年標準とされてきた。一方、胸骨圧迫だけでも救命率は変わらないとする研究報告があり、日本では近年、市民による心肺蘇生の実施率の向上を目指し、人工呼吸を省く方法が多く取り入れられている。
 グループは、2005年から12年までに国内で心停止によって救急搬送された患者約81万6千人について、市民による蘇生の有無や種別、社会復帰の状況などを調べた。胸骨圧迫だけの蘇生を受けた人の割合は05年の17・4%から12年には39・3%に増加。胸骨圧迫だけで社会復帰できた人も、人口1千万人当たりの換算で05年の0・6人から28・3人に増えていた。
 石見教授は「胸骨圧迫だけの蘇生は、人工呼吸を伴う場合に比べて簡単。多くの人を対象にした講習が実施しやすく、蘇生の普及に有効だ」と説明。その上で「人工呼吸は子どもの心停止に有効とのデータもあり、学校の先生らにはオプションの講習として実施するのが望ましい」と話している。

安保 徹 >身体をいためつける薬・治療から脱却する時期にきている

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JAFRA<日本食品機能研究会> ヘルシーインタビュー記事 (http://www.jafra.gr.jp/abo.html)
 
身体をいためつける薬・治療から脱却する時期にきている"
新潟大学大学院医歯学総合研究科 教授  安保 徹 氏


我が国で依然死亡原因のトップを走り続けるがん。現代医療を駆使しても死亡率の上昇が止まらない。新潟大学大学院医歯学総合研究科の安保徹教授は、無理な生活でストレスをかけることが最も悪いと説く。免疫を高め、がんを予防するため心得

を安保氏に伺った。
 
---免疫研究に入られたきっかけについて

安保:大学を卒業して、肺がんやリウマチ専門の内科の研修をしましたがそこで中々病気が治せないことがわかりました。医者であれば病気を治せるものと思っていましたが、肺がんやリウマチも全然治せないことに失望しました。

その頃、30年ほど前ですが、免疫研究の勃興期で、免疫はがんやリウマチとも関係あるということが予想できましたので、免疫研究に入りました。

---病気を治すのも本人次第と先生はおっしゃっていますね。免疫学からみた治癒のメカニズムについては
がんになる人は交感神経の緊張状態が続くような無理な生活をしている

安保:長い間、がんとか膠原病の成り立ちは原因不明といわれてきました。原因不明ですから根本的な治療はできません。がんでしたら取るとか小さくするとか、膠原病でしたら症状を抑えるという発想でした。
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年前に白血球の自律神経支配ががんに関わっていることが判って、がんになる人は無理がたたっていること、ストレスが発症の原因となることなどがわかってきました。

無理な生き方というのは、交感神経の緊張が続いているような状態で、活性酸素による組織破壊などもおきます。ですから、がんはこれまでのように原因不明ということで、対処療法をする世界ではなくなってきました。つまり、生き方を見直すことが大切であるということがわかってきて、がんやリウマチのような病気にも積極的に対応できるようになりました。

がんは自然退縮する病気

安保:がんは治る病気であるというのは、昭和40年頃に既に論文がありました。一人は九州大学に心療内科を作った池見酉次郎先生です。また、金沢大学がんセンターの所長の岡本肇教授は、がんの人は熱を出すような病気になると、がんが自然退縮する、がんは自然退縮を頻繁にする病気であるともおっしゃっていました。また、がんはリンパ球の減少する病気だと提唱する先生もいました。

昭和40年代にいろいろな抗がん剤が外国から輸入され、日本でも使われるようになった時、抗がん剤に対する期待が大変強くなって、がんは自然に治るとか、熱で治るとかという消極的な治療法には誰も関心を向けようとしませんでした。

新たな抗がん剤の登場で、医薬品を使うことに医師たちの関心向かう

安保:ちょうど、日本も高度経済成長期に入り、科学に対する信頼が大変高くなって、次々に新しい抗がん剤も出て、積極的にがんに立ち向かっていこうという姿勢でしたから、自然治癒のような消極的な考え方に同調する人がいなくなっていったんですね。それから3040年、ありとあらゆる抗がん剤をひととおり試してみましたが、がんの死亡率はというと、ゆっくりではなく、段々に上がっているという状況です。

結局、今の治療法では、治療すればするほどがん患者は死んでいくということです。本来、いい治療法であれば、がんの死亡率もゆるやかになるでしょう。ところが、実際に治療を受けた人達はすぐに弱ってしまいます。薬が体を痛めつけているわけです。身体をいためつける薬・治療からそろそろ脱却しなければいけない時期にきています。

---免疫学的にみて現在のがん治療の弱点は
薬や放射線で身体を痛めつけて治ると思うほうがおかしい

安保:抗がん剤や放射線はすごく免疫系を抑制します。身体を衰弱させ、戦う力を削ぎ、リンパ球が激減します。多少がんは小さくなるということもありますが、いい結果は出ません。今のがん治療は、治せる目標があってやっているわけではありません。ですから、早く患者さんが目を覚ますことが必要です。薬や放射線で身体を痛めつけて治る病気があると思うほうがおかしいのです。

---がんにならないためには、日頃からどのようなことに心がけていればいいでしょうか
安保:私は、1)生活パターンを見直す、2)がんへの恐怖から逃れる、3)免疫を抑制するような治療は受けない、あるいは、受けている場合はやめる、4)積極的に副交感神経を刺激する、という4ケ条を薦めています。この4ケ条を実践するとリンパ球の数や比率が上がります。そうすれが、がんは自然退縮を起こします。
---先生のご本の中で、がんにならないための6項目の最後に「がん検診を受けない」というのがありますが
「がんの疑い」という診断からくるストレスで発がんするケースも
安保:2つ理由があります。一つはがん検診は広くひっかけて精密検査をしますから、関係ない人まで大変なストレスになります。たとえば、一人の胃がん患者を見つけるためにだいたい2030人ひっかけます。ですが、ひっかかった人達はたまったものではありません。がんの疑いということで精密検査をしなければいけません。これは、がんになったと同じくらいの大変なストレスがかかります。それで発がんする人もいるくらいです。おそらく、10人に1人は発がんするのではないかと思います。

検診グループのほうが、発がん率が高いという論文もたくさんあります。アメリカでも日本でも検診グループのほうが発がん率が高いというのがだいたい一致するところです。がんでもないのに検診で大変なストレスに合い、そこから発がんする人もいるというわけです。

 
 
早期発見・治療といっても、治療法が間違っていれば危険

安保:もう一つは、そもそもがんというのは、無理な生活習慣から発症しますが、楽な環境にいると自然に消えていくということを繰り返しています。それを早期発見・治療が必要だからといって無理やり見つけて、抗ガン剤や放射線で本格的な治療を始めようとします。ですが、それで100%治るという保証はありません。これは放っておくよりも危険です。早期発見・治療といっても、治療法が間違っていれば、大変危険です。

がんの死亡というのは、ここ数年増えています。いい治療をすれば段々停滞してくるはずです。結局、早期発見・治療が逆効果になっているということがいえます。

---機能性食品の役割については
病気の本当の原因は、無理をし、苦悩することにある

安保:食事やサプリメントといった口にいれるものに注意している人達はたくさんいて、それはそれですごくいいのですが、もうひとつその上に必要なのは、やはり、無理をしないということです。

この無理をしないということを後において考えています。お医者さんは薬を出します。一般の人は食事に気をつけます。ですが、どちらも、無理して無理して、悩んで悩んで苦悩するということの怖さを第一においていません。そこが問題なのです。

実際病気になっている人達というのは、食べ物で病気になっているというよりは、無理な生活で病気になっているのです。ですから、そちらのほうに気をつけたほうがいいのです。比重の置き方を考えるべきです。

まず、無理な生活を見直し、それから機能性食品を利用すると良い

安保:発がんした人に身体にいい機能性食品を与えるのはいいです。つらいことや悩みがあると、消化機能も循環器機能も免疫も低下します。ですからまず生活を見直し、それから機能性食品を積極的に摂って滞っている生体機能を高めるという順序にして欲しいです。病気になる人達というのは機能性食品を摂らなかったからというより、無理な生活がたたって病気になっているということを自覚すべきです。

そういうことに気が付いた人が薬に頼らないで、機能性食品を摂るというのでしたらいいのですが、まず機能性食品ありきというのでは、病気の発症の原因を理解していないような気がします。

完全食を摂ることが大切

安保:精白米や肉は大変美味しいですが、精白米は糠(ヌカ)が抜け落ちていますし、肉は動物の筋肉だけで、不完全です。ですからなるべく、穀物でしたら糠も入った丸ごと摂ることです。

また、小魚とか発酵食品とかはひとつの生物個体ですから、完全食で過不足がありません。発酵食品はそれ自体、微生物物質の生命体ですから、そこから作られるビタミンとか利用して体の免疫や消化器系・循環器系を高めていくといいです。
現在の栄養学ですと、130品目食べなさいと言っていますが、ほとんど不可能な話です。ですから、なるべく完全体を摂ることです。

---代替医療についてはどのようにお考えですか
お医者さん達が身体に悪いもので病気を治すには限界があるということに早く気がついて欲しい

安保:もう少し広まって欲しいと思います。お医者さん達がいろいろな身体にいいものを取り入れて、抗がん剤とか身体に悪いもので病気を治すには限界があるということに早く気がついて欲しいのです。

遺伝子の研究がずいぶん進んできて、遺伝子診断とか電子治療とか、そういった方向へ向かっているようですが、私達は遺伝子に異常があって生まれてきて病気になっているわけではありません。無理をすることで、適応範囲を超え、病気になっているわけです。遺伝子異常ということであれば遺伝子を変える必要がありますが、今はまだ遺伝子を変えるほどの力はありません。ですから、対処療法ということになりますが、発熱や下痢、痛みや腫れといったものは治るためのステップであると私はみています。

相補・代替医療がなぜいいのか科学的な結論はまだ出ていないように思います。それがサイエンスとして確立するためには白血球の自律神経支配とか、免疫系と循環器系や消化器系とのつながりとかを明らかにすることが必要です。

万病を治す究極の療法  飯山 一郎

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万病を治す究極の療法  飯山一郎
 
どんな病気も、「いまの体質」が原因だ。
いま現在の体質が、免疫力がない体質だったり、病弱であったり、精神的なストレスに弱い体質だったりすると、ヒトは病気になる。もし!「いまの体質」を「別の体質」に変えることが出来れば…、いまの病気は治ってしまう!
そこで!「いまの体質」を「別の体質」に変える方法を書いておく。
 
 1.体質を変え、病気を自力(じりき)で治す!と強く決心する。
 2.決心しながら、熱いお茶を飲む。
 3.ウォーキングか、その場足踏みと体操で汗をかく。
 4.発汗作用が自覚できたら、熱い風呂に入る。
 5.入浴後、すぐに肌着を着て、布団にもぐり込む。
 6.布団の中で1~2時間。眠れれば、なお結構。
 
  以上のことを、10日間連続して行う。
 
一回あたり4~5回の発汗作用と、血流の亢進が起こり、必ず体質が変わっていきます。
体力が衰弱している人は、体力を増強させながら、あいだ1~2日の休養日をとって下さい。
自覚と、発汗作用と、運動による血流促進。これを10日も続けると、必ず体質が変わってきます。体質を変えれば、病気は治る!と自覚して…、自分に合った体質の変え方を見つけて下さい。

白血球の自律神経支配の法則< 安保徹、福田稔>

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 1. 白血球の自律神経支配の法則

● 自律神経は白血球を調節する
安保徹先生が世界で初めて発表した理論である。その基本パターンは2通りあり、
(A) 交感神経優位→アドレナリン分泌増加→顆粒球を活性化する
(B) 副交感神経→アセチルコリン分泌増加→リンパ球を活性化する
▼交感神経と副交感神経の働きhttp://kouganzai-tenisokusin.com/img/image21.jpg

● 白血球の二大勢力

上記のように白血球は「顆粒球」「リンパ球」と大雑把に分けると二大グループから 構成されている。両者合わせて白血球の95%を占める。残りの5%がマクロファージという 名の貪食細胞である。リンパ球は、捕食作用は苦手だが、異物を分子レベルで抗原と認識し、 抗体をつくる能力をもつ。いわば分子兵器である。

リンパ球にはいろいろな種類があって、がんを攻撃する性能をもつのがNK細胞 (ナチュラル・キラー細胞)である。このほかキラーT細胞、胸腺外分化T細胞も その役目を果たす。 白血球の残り5パーセントがマクロファージで、異物を食べて排除する掃除係であると 同時に、リンパ球が行う抗原抗体反応を手助けする。食べた異物を分解し、それが体に とってどのような性質の抗原であるかを調べる。 その後、マクロファージ自身の表面の突起を通して、リンパ球に対してその抗原の特徴を 伝達する。専門的にいうと、抗原処理と抗原提示の役目を果たす。
顆粒球とは読んで字のごとく、細胞内に多数の黒味を帯びた顆粒を含んでいる。 これは活性酸素を多量に含む爆薬のようなもので、アメーバのように動きまわっては 細菌など大き目の異物を腹いっぱいに食べた後自爆し、大量の活性酸素をまき散らす。 体内の活性酸素の70~80%がこれによって発生するといわれる。この活性酸素は 体を守る働きもすると同時に、組織破壊や発がんという厄介な作用をもっている。

 
2. がんの転移の真相

● 体内の「株化類似現象」が転移の正体
◆ がん細胞の培養継続から見えた真実

がん組織を体から切り取ってシャーレの中で最初に培養することを「初代培養」という。 これがうまくいって細胞が分裂を続け、シャーレの底面を細胞が埋め尽くすようになると トリプシンを用いて細胞を個々ばらばらにして、いくつかのシャーレに移し替えることが できる。これを「継代培養」という。

▼個々バラバラになったがん細胞が増殖力を獲得
http://kouganzai-tenisokusin.com/img/image31.jpg
▼単一細胞から増殖したがん細胞のコロニー
http://kouganzai-tenisokusin.com/img/image32.jpg

◆ コロニー形成率の大幅アップが転移の前夜

継代にともなって培地に播かれた個々バラバラにされた細胞がコロニーを つくることができるようになる最低条件は、細胞自身が単独で生き残れる能力を 獲得することである。一度培養液中で単独の自己増殖ができるようになれば、 1個から増えていったコロニーが形成される。
私の扱った細胞の場合、数%~90%もの高率に及ぶものまであり、シャーレに増殖した コロニーの染色標本(右上写真)を見ても分かるように、同一の培養条件下で増殖した がん細胞でも、増殖してきたコロニーの大きさは千差万別だ。
1つのコロニーを取り出してまた別のところに移し替えたところで、たちまちコロニーを 形成していく。このがん細胞の場合、株細胞といえども、その中身はいろいろな 増殖能力をもつ細胞集団の寄せ集めあることが染色体数分布からわかった。

● 転移はがんが「もう一度がん化」すること!?

「エーッ」と思うかもしれません。でも真実だから仕方ありません。 体内でがん細胞が独立性を獲得することが転移のスタートラインで あることは間違いない。この能力は、体内では、がん細胞が分裂して 腫瘍を形づくるのとほとんど同時にやってくることもあるが、 通常はそのがんが体内環境にますます適応していく中で、個々のがん 細胞が独立性という自己改革を遂げつつ初めて得られるとみたほうが 分かりやすい。
転移細胞へ「昇格」しやすいおあつらえ向きのときというのは、体内が 顆粒球漬けになっていて、活性酸素に満ちあふれている状況下の時である。 転移がんとは分かりやすく端的にいうと、がんがもう一度がん化したのに 等しいほど、悪質度においてハイレベルのがんになったということだ。
そのがんが目詰まりを起こした臓器の毛細血管に引っ掛かって、 そこで分裂を開始する。次頁の図のように、活性酸素は赤血球同士を 癒着させ毛細血管の目づまりを起こす。そういうところには、 複数のがん細胞が付着することも十分考えられる。そうすればさらに 分裂しやすくなる。これが転移の病巣の始まりだ。

 
3. 抗がん剤は転移促進剤


● 抗がん剤が転移しやすい体内環境をつくる

 
がん細胞の敵はリンパ球軍団である。がんにかかっても、依然としてストレスを たくさん抱えたままでいたり、大手術を受けたり、抗がん剤や放射線治療を続けていると、 体内環境は圧倒的に交感神経優位の状況に陥っていく。これはそのまま顆粒球の著しい 増加ということであり、必然的にリンパ球には活躍の機会が巡ってこない。 これが発がんの原因であると同時に、がん細胞の体内「株化類似現象(=自己革命)」 すなわち遠隔転移に道を開くことになる。 リンパ球軍団の力が失われる恐ろしさの本質は実はここにある。
● 転移は将棋でいえば「成金」
ガンの転移を将棋に例えると、成金のようなものだ。転移とは、血流中をさまよった末、 ほかの臓器に定着し、増殖を始めることだ。つまり、ほかの臓器という敵地に乗り込んで 大暴れする成金だ。臓器の側も激しく防戦し、外敵を打ち破ろうとする。 しかし、抗がん剤で打ちのめされた免疫機構すなわちリンパ球減少状態という自らの 手駒の不足した状態ではとても太刀打ちできず、なす術もなく侵略者の意のままとなる。

▼赤血球の連銭現象

    <健康な人の赤血球>    <ストレスのある人の赤血球>
http://kouganzai-tenisokusin.com/img/image41.jpg
      ~ ストレスで赤血球がつながってしまう ~

                         ガンは自分で治せる[マキノ出版]より引用作図


こうなると医師は患者の家族に手遅れの末期症状で、余命は3ヶ月、あるいは半年 ですと言い渡す。
それからが問題だ。そうなった以上、せめて残りの人生を苦しまずに送らせてあげようと 手段を講じるのならばまだ良いが、実は多くの場合、そこから抗がん剤の投与が始まるのだ。
患者は下図のように全身に転移が及ぶ。そして抗がん剤に苦しみ抜いて死を迎えることになる。
● がん転移の真相はディフェンダー不在のサッカーゴール
▼がんの肺転移巣
以上のように、安保免疫学を学んだ上でがん問題に取り組むと、現実のがんをとりまく医学の 実態、がんにまつわる患者への対応の重大な誤りがよく理解できる。がんという病名ゆえに 採られた特別の対処法についてまず検証してみよう。
その第一として「がん告知」がある。この呼称には、がんがまるで死を覚悟すべき病気のような 響きがある。この呼び名で交感神経の緊張をいやが上にも高めるのだ。
安保先生の「白血球の自律神経支配」の法則に基づくなら、「肩こりや痔と同じ仕組みで がんは発症する」という、信じられないようなことが分かる。
専門家の多くが、がんの原因は細胞の遺伝子異常で、がん死は運命付けられたものと 考えているから、がんの発生を人知・人力の及び難いことと考えてしまう。

▲ ストレスによる慢性疾患の延長線上にがんがある
全身倦怠や頭痛、肩こり、痔、食欲不振、胃炎などのありふれた病気は、当分の間、 がんにはならない。だが、その状態を何年も放っておけば、何年か先にはがんが待ち受けている。
お茶の間の病気ががんになるからくりは、自律神経と白血球のかかわりに基づいている。 すなわち「交感神経の過剰緊張⇒顆粒球漬けの体内⇒がんの防衛隊たるリンパ球の減少⇒ 免疫力の低下⇒分泌能力の低下」という過程を経て、がんを呼び寄せる体質が徐々に 作り上げられていくのである。
したがって、心身のストレスを招く状態になったがん患者に、さらにストレスの追い討ちを かけるような「がん告知」のあり方が、良い結果を生むわけがない。

▲ 余命宣告でリンパ球激減
最近は医療訴訟を回避するために、考えうる最悪のケースを患者さんにいう医師が多くなって いるという。すなわち、医師が訴えられないように『後3ヶ月の命です』などと 平然と言い放つ医師が増えてくるわけだ。安保先生は「患者にとっては、余命宣告のほうが、 発がんそのものよりつらいわけです。発がん時点ではリンパ球が25%ぐらいある患者さんでも、 医師に脅かされたり余命宣告をされたりすると、10%台まで下がってしまうんですね。 今は本人の前でも余命宣告をする医師が多くなりましたが、余命宣告をされると明らかに 免疫力が下がる。免疫力はがんと闘う力だから、余命など本人に直接言ってはいけない。 そういう感覚を医師がもたなくてはだめです」と言っている。

● 早期発見論のまやかし

▲ がんへの恐怖心が発がんを呼び起こす
「小さな影」という投稿記事が、2004年1月27日付読売新聞に掲載された。 横浜市在住の30歳の女性からのもので、2年前に胸部レントゲン検査を受けた後、 CTによる精密検査のとなり、医師から0.8cmの腫瘍があると告げられた。 半年後にまた精密検査をして大きくなっていれば、手術の必要もありうるとの ことだったという。
この日を境に「肺がんかもしれない!?」との恐怖にかられることとなった。 小さい娘のこと、家族のことなどを考えて精神不安に陥った。来る日も来る日も 「がん」「死」ばかりが頭に浮かんで、地獄のような日々が続いたとのことだ。
半年後の検査で大きさに変化はないがまた半年後と告げられてほっとしたものの、 次の不安がまた襲ってくる。「がんじゃないですよね」と医師に質問すると 「神様しかわからないね」と、この医師の配慮の無さにがっくりしたという。

▲ がん治療の権威が早期発見主義を“反省”
がんといえば即、早期発見・早期治療が叫ばれてきた。とにかく早く見つけ出して 早くたたけばそれだけ生存率が高まると医者も患者も信じてきた。 ところが、早期発見率が高まっても、生存率がさほど高まったわけでもなく、 がんの死亡率も一向に減少しないことも同時に指摘されていた。
なぜだろうか。早期発見そのものにそれほどの意味がないことの表れではなかろうか。 これを裏書きするかのような意見を国立がんセンター総長の垣添忠生先生が述べている。 (『がんを治す完全ガイド』〔イーストプレス、2004年〕)。
『適時発見、適時治療』というのがその理論である。つまりあまりに早期に発見すると、 がんか否か、診断が難しい場面も出てきているからです。」とのことだ。 こうした反省が生じてくる背景には、医学・医療が高度に細分化しても、 実際に役立たない分析医学ばかりが横行していることがあげられる。 過剰検査、過剰投薬、大手術といったことへの反省が求められていることを自覚すべきだろう。 これからのがん医療は、自律神経を副交感神経優位に導くような医学の基本に まず立ち返るべきではなかろうか。
5.  副交感神経がポイント

● がんを抑える4つの条件
がんを抑える4つの条件とは、第1に『生き方を見直すこと』、 第2に『がんの恐怖を取り除くこと』、第3に『消耗する治療を受けないこと』、 最後に『自律神経のバランスを整える治療を受けること』と安保先生は言う。
この4点をしっかりやっていけば、がんの克服につながっていくのです。 実際、この方法でがんを抑えられた、がんと共存できるようになったという人たちも 決して少なくないのです。
http://kouganzai-tenisokusin.com/img/image61.jpg
● 福田稔先生の自律神経免疫療法
福田先生は副交感神経を刺激し、血液をどんどん流して体内の老廃物を排せつ させること、また、白血球中のリンパ球を増やしてがんと闘う力を強化して いくことができれば、確実にがんは治療に導くことができるという。 これが、自律神経免疫療法である。
福田先生の自律神経免疫療法は、注射針やレーザー、電子針で体表に分布する 治療点を刺激していく「はり治療」の一種で、その治療法が交感神経の緊張を 抑え、副交感神経を優位にする。このことは、すでに膨大な血液データで 証明されている。
その治療の結果、自律神経のバランスが整うと、血流障害は改善され、 リンパ球は増えて免疫力が高まり、がんは治っていくという。

● 白血球のバランスが最重要課題
血液1mm立方当たりには、5000~8000個の白血球が含まれ、その比率は顆粒球 54~60%、リンパ球35~41%くらいがバランスのとれたときである。
理想的なリンパ球の実数は2300~2600個くらいであるという。
ところが、がんの患者では、リンパ球の比率、実数ともにこの値を かなり下回っていることが多い。そして治療を続け、これらが理想的な数値に 近付くと、がんは勢いを弱め、症状が改善されていくというのだ。
福田先生によると、がんを治すために必要なリンパ球数は、1mm立方当たり、 1800~2000個以上と考えられ、2000個を超える病状は目に見えて改善し、 1800個を切っているうちは病状も安定しないという。
 
 

自律神経による白血球支配の法則 Topics

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自律神経による白血球支配の法則 Topics

白血球による自律神経支配

1996年、外科医の福田稔先生との出会いにより、共同研究によって自律神経の白血球支配の法則を見つけました。
自律神経の乱れ(交感神経、副交感神経のどちらかに偏った状況)が長く続くと、白血球の中のリンパ球と顆粒球のバランスが崩れ、免疫力が低下し病気を引きこします。
ストレス過剰の無理し過ぎる生き方で交感神経に傾くと、アドレナリン受容体を持つ顆粒球がふえて死んでいくときの活性酸素によって炎症や潰瘍を起こし、組織破壊の病気を引き起こします。
リラックス過剰の楽し過ぎる生き方で副交感神経に傾くと、アセチルコリン受容体を持つリンパ球がふえて小さな物にまで反応し、アレルギー疾患を引き起こします。
ちなみにアドレナリンとアセチルコリン両方の受容体を持っているのがマクロファージです。交感神経が優位になると活発に体内をパトロールして異物を警戒し、副交感神経優位になると異物を貪食し、消化排泄を行います。体内の状況に応じて数が変化します。マクロファージがふえているときは、ウイルスや異物、異常細胞や戦闘後の免疫細胞の死骸などの処理を行っているときです。体の中を掃除して治癒へ向かっていきます。
 血液を採取して白血球分画検査を行えば、簡単に白血球のバランス、つまり免疫力の状態を把握することができます(3ヶ月1回程度を目安に)。
免疫力をみるうえでのポイントはリンパ球と顆粒球(好中球+好酸球+好塩基球)の割合です。リンパ球の割合と数が、生きる力を表しています。

白血球分画と免疫力

自律神経のバランスがよく働いて健康な状態のときには血液1立方ミリメートルあたりに4000~6000個の白血球が含まれたいます。白血球の中のリンパ球と顆粒球のバランスは、約54%~60%の顆粒球、約35%~41%のリンパ球、約5%のマクロファージという割合が理想的です。この状態は血流がよく理想的な体温、腋の下で測定すると約36.5度です。免疫力は十分に働いています。
理想的な状態に近い値にあれば、治す力が備わっているので、たとええ病気や気になる不快な症状があっても早く回復することができます。その逆に理想値内にない場合は、症状がなくても発症や再発の危険があるので生き方の改善が必要です。
体の持っている力を信じて生活の中での改善法を実践すれば、病気を予防し治癒できます。
(「安保徹のやさしい解体新書」安保徹 実業之日本社より引用)

】「第六感は存在する」…神経科学者が語った“人間の直感を信じていい理由

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 「第六感は存在する」…神経科学者が語った“人間の直感を信じていい理由
 
 
◆「第六感は存在する」 神経科学者が語った、直感を信じるべき理由

第六感と聞くとちょっぴり怪しげ!?
でも、ここで紹介する話はかなり信憑性十分。
神経学者のEric Haseltineさんが科学誌「Psychology Today」にこんなことを書いています。
「感覚や直感を信じていい理由は、科学的にある」。
一体どういうことなのでしょう?

■認識していない記憶がある

Haseltineさんが書いているのは、人間の判断能力の複雑さ。
例えば、人は写真を見た時に、そこに写っている人の笑顔が
本物かどうかをある程度判断することができます。
それは、これまでの経験で”カメラ用の笑顔”や”作り笑い”という存在を
知っているからなのだとか。


TABI LABO 2015年5月11日7時7分
http://news.livedoor.com/article/detail/10096918/
 

指圧は最強

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指圧は最強
悪寒がして、発熱したりすると、慌てて病院に駆け込むシトが多い。
この瞬間、「自力で治す!」という気力が消えて、そのシトは「病人」になる。
今どきの医者は触診も打診もせず、聴診器も形だけ。ロクな問診もせず症状を訊くだけ。
問診の奥義=ムンテラ(言葉で患者を癒す療法)を知る医師は皆無になった。
患者を癒やそうとせず、患者を脅しまくる医者だけになった。
医者に脅されれば、そのストレスで病状は悪化するに決まっている。
そうして次は必ず検査だ。検査データを見なければ、医者は何も分からないからだ。実際は、見ても分からない医者ばかりなのだが…www
その検査データは、体調が悪くなったときの検査データなので、悪い数字が並ぶのは当たり前なのに…、
「良くないです!精密検査が必要です!」
などと言われれば、誰だって不安になり、恐怖感とストレスで本当の病気になってしまう。
さよう! 今どきの医者は、病状を悪化させ、病気をつくる存在でしかない。
さらに言えば…、病気を治せる医者は、いない!
もっと言えば…、人間は病気では死なない!医者の治療で死ぬ!と。

鷲は先日、『腰痛を治す不思議な指圧療法』という文章を書いた。
そうして、指圧の秘密の一端を「養生法の探求」氏こと、今村光臣氏に教えてもらおう!と書いた。
そうしたら…、なんと今村光臣氏は指圧の秘密どころか、指圧の秘法までをも公開してくれた。
いや、指圧の秘法どころではない…、
指圧の秘中の秘、奥義の中の奥義の公開をも始められたのである。
これは大変なことである。熟読である。
なぜならば、今村光臣氏が公開しはじめた『シロウト向きのセルフケア自己指圧』を熟読しながら実践を積み重ねれば…、病気を未病の段階で自力で治せる自己指圧師になれるのだから。
病気にさえならなければ…、とりあえず健康な身体で生き延び、生き残れれば、必ず!道はひらける。
そうは言っても…、人間は生身の身体だ。疲労した身体は、少し冷えただけで生理が病理へ簡単に転換してしまう。風邪だ。これは万病の元だ。
疲労したと思ったら、身体を温め、疲労した足腰と腹部の筋肉に「手当て」をし、自己指圧を加えるだけで、疲労は消えてゆく。悪寒や発熱といった病理現象は起こらない。
それだけではない。今村光臣氏によると…、
 1.血流促進に指圧!
 2.脳科学に指圧!
 3.免疫増強に指圧
!  4.鎮痛抗ガンに指圧!
 5.内部被曝対策に指圧!
と、まさに万病に効くのである。
とにかく、指圧は最強の療法!と信じて良い。
委細・詳細は今村光臣氏の最新の連載を熟読して欲しい。
 ・ 新・命を耕す  9
 ・ 新・命を耕す 10
 ・ 新・命を耕す 11
飯山 一郎

今村光臣・ 新・命を耕す  9

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今村光臣・ 新・命を耕す  9     
 
さて、この記事中ではまた、私に指圧の何たるか?の教えを請うとのことですので、こちら養生法の探求ブログにて、

まずは、端的に指圧の何たるか?を教示しておきます。

指圧の科学的な効能として近年になり判明したことのひとつに「一酸化窒素の分泌」という効能がございます。

これは資生堂ライフサイエンス研究所の研究員である傳田光洋博士の著書などに記載されている事項ですが、

ようは指圧にしろ、按摩にしろ、マッサージにしろ、皮膚を介して筋肉を押圧(おうあつ)するような手技を施すと、

この押圧により皮膚や筋肉は圧迫を受けるわけです。

この圧迫はいわばヒトの身体にとっては外部からもたらされたある種のストレッサー刺激となって、

ハンスセリエのストレス学説に忠実に身体はこの押圧ストレッサーに対応するストレス状態に移行します。

ストレスとは歪みということですが、人体にとっては多種多様なストレッサーとなるストレス刺激がつねに負荷されておりますが、

例えば重力という地球1Gの重みもまた人体が正常に発育するためには必須ストレスなのです。

つまりストレスは決して悪なだけでなく、人体にとってはプラスの面もあるのです。

さて、皮膚を介して筋肉を押した指圧による押圧ストレスは、押された皮膚や血管に対抗する反発力を発生させます。

特に血管壁は押されたままでは、血液の流れがストップしてしまうので、これは人体にとっては一大事です。

だから押された血管壁からは一酸化窒素という活性酸素が分泌されて血管壁を拡げる機序が発動します。

これが指圧によってもたらされる血流促進効果の科学的裏付けとなるリガンド(信号分子)です。

按摩マッサージ指圧によって、分泌される一酸化窒素は皮膚と血管壁から半分づつ分泌されることが、厳密な科学的な実験により立証されています。

一酸化窒素は血管壁を拡げることで、血液の流れを促進します。

血流促進に指圧!

またこの一酸化窒素というリガンドは脳神経系の情報伝達物質として機能していることが近年になり判明していますので、指圧によって一酸化窒素の分泌量が増すと、脳の認知機能も改善されて、頭がスッキリし、脳活全開となります。

脳科学に指圧!

さらに一酸化窒素は免疫細胞のマクロファージが、ガン細胞やウイルスに罹患された細胞を攻撃して破壊して粉々にする際に噴出するマクロファージの武器と言える分子です。

だから指圧によって一酸化窒素の分泌量が増すと、マクロファージは仲間のマクロファージが体内のどこかでガン細胞やウイルス罹患細胞などの敵を感知して大規模な攻撃を仕掛けていると錯覚して、

俄然、やる気マンマンになってくるという免疫細胞のマクロファージの活性化という余得も、指圧による一酸化窒素の分泌量増大にはもれなくついてきます。

免疫増強に指圧!

このように指圧による一酸化窒素の分泌は、①血流アップ、②認知機能アップ、③免疫力アップ、の3つの優れた機能があることがこれでわかります。

さらに指圧による恍惚感のもととなるリガンドであるβエンドルフィンという快感ホルモンには鎮痛効果があり、またβエンドルフィンはガン免疫で活躍するNK細胞を賦活する作用があることがわかっています。

鎮痛抗ガンに指圧!

さらにさらに、指圧によって分泌量が増すのは一酸化窒素とβエンドルフィンだけでなく、われらがヒーロー・リガンドであるヒートショックプロテインの分泌を促します。

ヒートショックプロテインはDNAセントラルドグマを正常に機能させるためには、なくてはならない分子であり、人体生理はヒートショックプロテインなしでは機能しないと言ってもいいほどに大事な分子です。

指圧により分泌量が増すヒートショックプロテインの作用によって、細胞核ゲノムの変異も修正され、損傷したタンパク分子が修復されていきます。

ゲノムやタンパク分子が恒常的に傷つく内部被曝時代を生き抜くうえで、ヒートショックプロテインに満ちたボディを手に入れることは必須な課題です。

内部被曝対策に指圧!

以上のように、『一酸化窒素とβエンドルフィンとヒートショックプロテイン』という3つの有益なリガンドに着目することで、指圧の科学的な効能はよりリアルに認識されてきますので、

是非ともこの3つの「指圧リガンド」を覚えて頂きたく存じます。

その他には京都大学生理学教室で長年に渡り研究された「内蔵体壁反射、体表内臓反射」という原理も指圧の効能を解くキーワードです。

これは内臓の病変は体表に顕在化されると同時に、体表への刺激もまた内臓に影響する、というヒトの身体の表面と裏面、

解剖学者の故・三木成夫博士の言葉を借りれば「体壁筋肉系と腸管内臓系」はつねにインタラクティブ(互換的)に連動して、

ヒト生理が営まれているという生命真理です。

だからどこを押しても、どこを触っても、その刺激は皮膚や筋肉を介して、また血管という音声導波管を通じて全身の51億本の毛細血管を含む動静脈9万6000キロを伝わり、

深部内臓や脊髄脳中枢へとその皮膚刺激は波及していくと言えます。

さて、今回のシリーズは前回4月の「命を耕す」全33講義に続く、「新・命を耕す」シリーズですが、この両シリーズで探求している気という生命情報エネルギーもまた指圧により照射され、活性化されます。

この気という目に見えない生命情報の科学的内訳でこれまで判明し検出されたものが、脈動する赤外線輻射、変動する生体磁場、16ヘルツ以下の超低周波、イオン流、フォトンなどの微粒子、静電気などです。

これら気情報、気エネルギーもまた指圧によりもたらされる効果となります。

このように、指圧によって分泌量が増大する生理活性物質としての「指圧リガンド」の効能や、

「内蔵体壁反射、体表内臓反射」を介した身体全域の賦活や、

指圧による気功効果を、

ひとことで文学的に表現するとすれば、かのマリリン・モンローの胃ケイレンを、その優れた指圧術により一発で治した伝説の持ち主である

指圧界のカリスマ・ゴッドハンド、故・浪越徳治郎先生の

「指圧の心 母心 押せば命の 泉湧く」

となりましょう。

これほど端的に指圧の効能を言い切ったヒトは浪越先生をおいて他にありません。

浪越先生曰く、ヒトの手には愛があり、この手の愛の気をもって指圧治療をするからこそ、霊験あらたかに病苦が消し去るのだ、との仰せです。

まことに真の医道に通じる達者の言葉には深い含蓄があります。

人類の医学とは、まさにこの掌(てのひら)を痛み病む病巣部位に当てる「手当て」からスタートしたのです。

この神聖なる人類医療の原点である「手当て」を正統に人類史700万年間のあいだ絶やさずに受け継いできたのが指圧道だったのです。

誰でも少し習えば出来ると思われる指圧法ですが、誰もできない高度なレベルに到達した指圧は気功指圧師である私のような者にしかできません。

指圧が注目される今だからこそ、指圧の真の奥義を本ブログを熟読することで感得して頂きますれば、幸いに存じます。

ヒトは全宇宙のお釈迦様の掌の上で遊ばせて頂くチッポケな存在に過ぎません。

しかし、お釈迦様の手の平で遊び抜くには健康でなければ面白くありません。

そんな人類の病苦への不安は、このヒト自身の手の平に乗せられることで、どうやら払拭できそうです。

このヒトの手にこそ、無限なる宇宙の気、宇宙の生命情報エネルギーが内包されているのです。

タダで手に入るフォースを使わなきゃあ、もったいない!

「手当て」こそが、指圧こそが、医の原点!

今村光臣・ 新・命を耕す  9     
 
さて、この記事中ではまた、私に指圧の何たるか?の教えを請うとのことですので、こちら養生法の探求ブログにて、

まずは、端的に指圧の何たるか?を教示しておきます。

指圧の科学的な効能として近年になり判明したことのひとつに「一酸化窒素の分泌」という効能がございます。

これは資生堂ライフサイエンス研究所の研究員である傳田光洋博士の著書などに記載されている事項ですが、

ようは指圧にしろ、按摩にしろ、マッサージにしろ、皮膚を介して筋肉を押圧(おうあつ)するような手技を施すと、

この押圧により皮膚や筋肉は圧迫を受けるわけです。

この圧迫はいわばヒトの身体にとっては外部からもたらされたある種のストレッサー刺激となって、

ハンスセリエのストレス学説に忠実に身体はこの押圧ストレッサーに対応するストレス状態に移行します。

ストレスとは歪みということですが、人体にとっては多種多様なストレッサーとなるストレス刺激がつねに負荷されておりますが、

例えば重力という地球1Gの重みもまた人体が正常に発育するためには必須ストレスなのです。

つまりストレスは決して悪なだけでなく、人体にとってはプラスの面もあるのです。

さて、皮膚を介して筋肉を押した指圧による押圧ストレスは、押された皮膚や血管に対抗する反発力を発生させます。

特に血管壁は押されたままでは、血液の流れがストップしてしまうので、これは人体にとっては一大事です。

だから押された血管壁からは一酸化窒素という活性酸素が分泌されて血管壁を拡げる機序が発動します。

これが指圧によってもたらされる血流促進効果の科学的裏付けとなるリガンド(信号分子)です。

按摩マッサージ指圧によって、分泌される一酸化窒素は皮膚と血管壁から半分づつ分泌されることが、厳密な科学的な実験により立証されています。

一酸化窒素は血管壁を拡げることで、血液の流れを促進します。

血流促進に指圧!

またこの一酸化窒素というリガンドは脳神経系の情報伝達物質として機能していることが近年になり判明していますので、指圧によって一酸化窒素の分泌量が増すと、脳の認知機能も改善されて、頭がスッキリし、脳活全開となります。

脳科学に指圧!

さらに一酸化窒素は免疫細胞のマクロファージが、ガン細胞やウイルスに罹患された細胞を攻撃して破壊して粉々にする際に噴出するマクロファージの武器と言える分子です。

だから指圧によって一酸化窒素の分泌量が増すと、マクロファージは仲間のマクロファージが体内のどこかでガン細胞やウイルス罹患細胞などの敵を感知して大規模な攻撃を仕掛けていると錯覚して、

俄然、やる気マンマンになってくるという免疫細胞のマクロファージの活性化という余得も、指圧による一酸化窒素の分泌量増大にはもれなくついてきます。

免疫増強に指圧!

このように指圧による一酸化窒素の分泌は、①血流アップ、②認知機能アップ、③免疫力アップ、の3つの優れた機能があることがこれでわかります。

さらに指圧による恍惚感のもととなるリガンドであるβエンドルフィンという快感ホルモンには鎮痛効果があり、またβエンドルフィンはガン免疫で活躍するNK細胞を賦活する作用があることがわかっています。

鎮痛抗ガンに指圧!

さらにさらに、指圧によって分泌量が増すのは一酸化窒素とβエンドルフィンだけでなく、われらがヒーロー・リガンドであるヒートショックプロテインの分泌を促します。

ヒートショックプロテインはDNAセントラルドグマを正常に機能させるためには、なくてはならない分子であり、人体生理はヒートショックプロテインなしでは機能しないと言ってもいいほどに大事な分子です。

指圧により分泌量が増すヒートショックプロテインの作用によって、細胞核ゲノムの変異も修正され、損傷したタンパク分子が修復されていきます。

ゲノムやタンパク分子が恒常的に傷つく内部被曝時代を生き抜くうえで、ヒートショックプロテインに満ちたボディを手に入れることは必須な課題です。

内部被曝対策に指圧!

以上のように、『一酸化窒素とβエンドルフィンとヒートショックプロテイン』という3つの有益なリガンドに着目することで、指圧の科学的な効能はよりリアルに認識されてきますので、

是非ともこの3つの「指圧リガンド」を覚えて頂きたく存じます。

その他には京都大学生理学教室で長年に渡り研究された「内蔵体壁反射、体表内臓反射」という原理も指圧の効能を解くキーワードです。

これは内臓の病変は体表に顕在化されると同時に、体表への刺激もまた内臓に影響する、というヒトの身体の表面と裏面、

解剖学者の故・三木成夫博士の言葉を借りれば「体壁筋肉系と腸管内臓系」はつねにインタラクティブ(互換的)に連動して、

ヒト生理が営まれているという生命真理です。

だからどこを押しても、どこを触っても、その刺激は皮膚や筋肉を介して、また血管という音声導波管を通じて全身の51億本の毛細血管を含む動静脈9万6000キロを伝わり、

深部内臓や脊髄脳中枢へとその皮膚刺激は波及していくと言えます。

さて、今回のシリーズは前回4月の「命を耕す」全33講義に続く、「新・命を耕す」シリーズですが、この両シリーズで探求している気という生命情報エネルギーもまた指圧により照射され、活性化されます。

この気という目に見えない生命情報の科学的内訳でこれまで判明し検出されたものが、脈動する赤外線輻射、変動する生体磁場、16ヘルツ以下の超低周波、イオン流、フォトンなどの微粒子、静電気などです。

これら気情報、気エネルギーもまた指圧によりもたらされる効果となります。

このように、指圧によって分泌量が増大する生理活性物質としての「指圧リガンド」の効能や、

「内蔵体壁反射、体表内臓反射」を介した身体全域の賦活や、

指圧による気功効果を、

ひとことで文学的に表現するとすれば、かのマリリン・モンローの胃ケイレンを、その優れた指圧術により一発で治した伝説の持ち主である

指圧界のカリスマ・ゴッドハンド、故・浪越徳治郎先生の

「指圧の心 母心 押せば命の 泉湧く」

となりましょう。

これほど端的に指圧の効能を言い切ったヒトは浪越先生をおいて他にありません。

浪越先生曰く、ヒトの手には愛があり、この手の愛の気をもって指圧治療をするからこそ、霊験あらたかに病苦が消し去るのだ、との仰せです。

まことに真の医道に通じる達者の言葉には深い含蓄があります。

人類の医学とは、まさにこの掌(てのひら)を痛み病む病巣部位に当てる「手当て」からスタートしたのです。

この神聖なる人類医療の原点である「手当て」を正統に人類史700万年間のあいだ絶やさずに受け継いできたのが指圧道だったのです。

誰でも少し習えば出来ると思われる指圧法ですが、誰もできない高度なレベルに到達した指圧は気功指圧師である私のような者にしかできません。

指圧が注目される今だからこそ、指圧の真の奥義を本ブログを熟読することで感得して頂きますれば、幸いに存じます。

ヒトは全宇宙のお釈迦様の掌の上で遊ばせて頂くチッポケな存在に過ぎません。

しかし、お釈迦様の手の平で遊び抜くには健康でなければ面白くありません。

そんな人類の病苦への不安は、このヒト自身の手の平に乗せられることで、どうやら払拭できそうです。

このヒトの手にこそ、無限なる宇宙の気、宇宙の生命情報エネルギーが内包されているのです。

タダで手に入るフォースを使わなきゃあ、もったいない!

「手当て」こそが、指圧こそが、医の原点!

今村光臣・ 新・命を耕す 10

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今村光臣・ 新・命を耕す 10  
 
「日本最強の治療師」の誉れ高き鍼灸指圧師・今村光臣がお届けしている5月9日付

本ブログ日別ユニークアクセス数「1601」クリック、

トータルアクセス数「3485回」!、のレジェンドなカウントを叩き出した

(ぜんぶ飯山さんのお蔭 笑)

この超人気シリーズ「新・命を耕す」で、ついにシロウトでも出来る簡単な指圧講座をここに開講!

はい、ということで、「誰でも出来る簡単即効ツボ指圧法」なんてタイトルの本は、間違ってもプロの指圧師が書いてはイケナイを持論にしている私が、

またアッサリと持論を覆して、節操もなく、シロウト向きのセルフケア自己指圧のアドバイスをここに公開してしまいます。

なにしろ、医療難民で溢れかえるここニッポンには、いかにして自分の健康を勝ち取るかの秘策を求める者は余りに多く、

そうでありながら、実践に耐えうる真に価値ある養生アドバイスが皆無なのが、ここ日本国の現実です。

であるからして、わたしのように各界から注目されている者が、俄然注目度が増している今この瞬間に、ここにこうして「誰でも出来る簡単即効ツボ指圧法」を公開してしまうことは、

まことに有意義で価値のあることと思われます。

さて、ヒトには五本の指が与えられており、この5本の手指をもってして、ヒトはチンパンジーとボノボの共通祖先と袂(たもと)を分かち、

今から630万年前にヒトとしての道を歩み始めました。

爾来このかた、ひたすらヒトはこの手を器用に扱うことで認知機能を高めて、脳容量を400ccから1500ccほどにまで増大して、

ついにヒトは他の動物たちのマネの出来ない輝かしき特有の文化文明を築くに至りました。

この手こそがヒトをヒトたらしめたのです。

日本が生んだ世界に誇る奇跡的な治効をもたらす代替医療である指圧法とは、この手の指を駆使して行う「手当て」医療です。

端的に申せば、

『指圧法とは主に手の拇指を使いながら患部や病巣や凝りの部位に手指と手掌を押し当てて、圧迫刺激を負荷することで、

圧迫部位の組織細胞に圧迫ストレスに対抗するストレス防御の反発力を生ぜしめて、

体内に有益なリガンド(信号分子)である一酸化窒素やβエンドルフィンやヒートショックプロテインを分泌させて、

血流を促進し、認知機能を改善し、免疫力を増強し、鎮痛を促進し、抗ガン体質への移行を促し、内部被曝に対する抵抗力を増して、

「内蔵体壁反射、体表内臓反射」の生命真理に則(のっと)って、「体壁筋肉系と腸管内臓系」の身体表裏内外の全域を刺激して、

治療師と秘術者のバイタルフォースである「気」の物質的基礎となる脈動する赤外線輻射、変動する生体磁場、16ヘルツ以下の超低周波、イオン流、生物フォトン、動電場などの生命力の科学的要素を活性化することで、

生体が生まれつき保持している先天の精を補強する後天の精がパワーアップされて、ヒトの真気である元気が充実し、

下丹田の太陽神経叢の丹田力のみならず、中丹田の免疫系統の司令塔である胸腺リンパ管系と、上丹田の基幹脳の視床や視床下部や中脳や松果体の

上中下の3つの丹田(ツボでいうと印堂穴、膻中穴、関元穴に相当)を含む体軸正中線上の古代インド医学のアーユルヴェーダが教える脊柱上の7つの生命情報エネルギーセンター

(上から①サハスララチャクラ、②アジナチャクラ、③ヴィシュダチャクラ、④アナハタチャクラ、⑤マニプラチャクラ、⑥スワディスターナチャクラ、⑦ムーラダーラチャクラ)の

中医学におけるツボの位置にあるエネルギー中枢の華(チャクラ)に気エネルギーがチャージされることで、呼吸が深く静かにゆっくりとした横隔膜を介した腹式呼吸になり、

スーッと古くなった濁気が自然に吐き出された口腔鼻腔から次いで外呼吸によって取りこまれた新鮮でフレッシュな酸素の宗気と、口から摂取した栄養物質の営気と衛気が心臓で合流し、

くまなく51億本の毛細血管を含む総長9万6000キロメートルの動静脈脈管系に流れ込み、600の筋群が連動する経筋ラインに気血が行き届き、脳脊髄神経の自律神経が調整されることで、

この正中線チャクラからもたらされたエネルギーが体幹臓器・筋肉や、脊髄神経から神経支配を受けるすべての臓器・組織・細胞の四肢百骸、五臓六腑、身体髪膚のすべてを滋養し、

充分に全身のミトコンドリアをはじめとする細胞膜や細胞内小器官や細胞質や細胞核に栄養とエネルギーがストックされることで、

60兆個のヒト細胞がミトコンドリアが産生する分子レベルの気であるATPに満たされて、エネルギーレベルの気である電磁気エネルギーに充電されて、

この物質とエネルギーの双方のバイタルフォース、気力に養われることで、

ヒトという身心一如なココロとカラダが再統合され、細胞のアポトーシスとリモデリングが促進されて、

和をもって心から満足するサティスファクションでエクスタシーな健康体に導かれる養生法が指圧法である』

となります。

まさに、世界の三大伝統医学であるギリシャ医学、インド医学、中国医学をシルクロード経由で引き継いだユーラシア・アジアの東端の吹き溜まりの島ニッポンに住む

世界に類を見ないすべての外来性の文化文物技術をその器用な手先で洗練し巧みに日本化してしまう優れた民族性をもった優秀な日本人が、

人類史700万年のアートな手のワザ医療を受け継ぐ東洋医学3000年の粋を洗練させて築き上げた偉大なる手技こそが

クール・ジャパンでヒート・ジャパンでソウル・ジャパンでスーパー・ジャパンで

「メイド・イン・ジャパン」な最上のおもてなし医療の精華、

「ジャパン指圧」だったのです。

それで、もっとも大事な自分で指圧をする場合のコツはね、絶対に早くやらないということ。

「3秒間押したら、ゆっくりと指を戻す」、とかね。こういったアドバイスを真(ま)に受けては指圧の効果はまったく期待できないでしょう。

それは気の流れの速度に合わないからです!!!!!

今言ったとこの、ココはね、実は超スゲエースゲエーの、凄すぎのキモだから、もう一度、言うね!

体表の皮膚の真皮結合織の多水層付近を流れる経絡中の気の速度は、科学的な計測によれば毎秒10センチから30センチのゆっくりとしたスピードであることが判明しているのだ!

ちなみに、ヒトの運動神経を流れる電気信号の速度は毎秒100メートルの超高速であり、次いで自律神経を流れる信号速度は毎秒1メートルの高速です。

こうした通常の生理学が教えるところの神経線維を流れる電気的な情報スピードの伝導速度と比較すれば、

いかに気の流れるスピードが緩慢で悠長で深淵でゆっくりであるかがお分り頂けるかと存じます。

気の流れる速度が科学的に計測されていたなんて、初耳でしょ?

これ、ほんと、もの凄い超貴重な情報ですからね!!!!!

気は神経を走る電気信号と違いゆったりと鷹揚(おうよう)と大河(たいが)の如くに体表を流れているのです。

だからこそ指圧をする場合には、絶対にゆっくりと押して、この体表の気の流れのスピードに合わせて押す必要があるのです。

いいですかね? こんな指圧法の押し方アドバイスをこれまで教えてくれた者は、世界中をくまなく見渡したって絶対にひとりもいませんよ!

オレが世界でついに初公開の快挙をここに達成したのです!

レジェンドだぜい!

これ、ほんとに、ホントの、ほんまに、まったく嘘偽りのない話しね!

いやはや、皆様はここ本ブログに今日こうして詣でることが出来て、本当にラッキーでした。

ヒトの気の流れるスピードに即して指圧すれば、押した位置でいつの日にか命の実相である気に巡り会うことができるはずです。

一度でも気というモノをその指で体感すれば、あとはもう心配要りません。

気の流れに自然に身を任せるセルフケア養生法が実現されていくことでしょう。

気のスピードは実に緩やかですが、時においては龍が飛ぶが如くに、一陣の風が吹き上げるが如くに、変則的に早くなることもあります。

「命は予測不能に奔放でアヴァンギャルド」

これもまた命の、気の真理なのです。

是非に皆様、まずは、じっくりと長めに、10秒間以上は同じ部位を押し続ける指圧術を習慣化してみてください。

気の流れに合わせた指圧法こそが、真に命というバイタルフォースな場を整える指圧法の極意なのです。

う〜ん、自分で言うのも何だけど、ホントはタダでこんな大事なことを教えてはね、もったいないというか、

俺って親族係累の周辺住民の噂ではゼニ儲けに天才的に疎(うと)い

馬鹿 × 10の500乗のお人好しアホ野郎なんだけど、

まあね、こんなご時世だからさ、ここを読んでくれている読者さまだけには、特権だと思って、大事に超貴重な本記事の情報をご活用ください。

指圧はゆっくりと気の流れに語りかけるように。

これが指圧道におけるその道の達人しか知り得ない隠された真のコツ、

秘中の秘、奥義の中の奥義です。

今村光臣・ 新・命を耕す 11

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養生法の探求

鍼灸・指圧 光伯堂 治療師・今村光臣が養生法を探求していく
 
今村光臣・ 新・命を耕す 11
 
気の流れる速度は正常な場合は、およそ毎秒20センチメートルから30センチメートルで、

気が少なくなっている虚(きょ)と中医学で呼ぶ状態の経絡中を流れる気の速度は正常な速度より少し遅くなり毎秒4センチメートルから15センチメートルで、

逆に気が多くなっている実(じつ)の経絡では気のスピードは上がり毎秒40センチメートルから50センチメートルであることが、

表皮を剥離して電極を経絡ラインに接合する科学実験や、アイソトープ(放射性同位元素)や周波を使った様々な実験により判明している。

ということで、気の虚実を含めてザックリ言うと気の流れる速度は

毎秒4センチメートルから50センチメートルである、

ことがわかっている。

ちなみに、わたしの臨床における気功指圧の際に経験している気の動きと、この気の流れる速度の科学的計測の結果は見事に合致している。

例えばわたしが腰の凝りに気功指圧を施していると、私の指先の気がうまくチャージされて、患者の凝りがスパークしはじめると、

最初はゆっくりとそこの腰の凝りだけが動く感じだったのが、そのうちに腰を押しているだけなのに肩が波打ち、手の指先がタップを打ち始めるが、

だいたい1秒間の範囲で動く範囲を考えるとこの4センチから50センチの計測と一致するのだ。

「指圧の心 母心 押せば命の 泉湧く」

は、かの浪越徳治郎先生のオハコのキャッチフレーズであるが、「命の泉」を湧かせるためには、

湧かせるだけの指圧法を施さねばならない。

1秒間押しただけでは気の量が多いものでも、その刺激は50センチメートルしか動かないし、気の量が少ない者の場合は1秒間では、わずかに4センチ程度、動くだけである。

だから10秒間押し続ければ、少なくとも40センチから5メートルは気を伝導させることができるのだ。

「指圧はゆっくりと気の流れに語りかけるように」

の極意とは、実に科学的であると同時に、経験的で本質的である。

むろん、気を動かす前には、普通に探りの指圧を行い、βエンドルフィンに満たされた気持ちいい状態に導く技術は必須となる。

βエンドルフィンに身体中が満たされて真にリラックスした状態に患者の身心を導いてから、

凝りの集積部位へと気功指圧を施していくのが、

わたしの気功指圧術だ。

昨日は浜松市から新規の患者さんが訪れてくれました。

なんとかうまく初診で気の流れをある程度、整えることができました。

「あ〜、なんだか身体が温かくなった」

『気は血の総帥、血は気の母。気行けば、すなわち血行く』

気が動けば血も動き、血が動けば気の量も増える。

身体は気血の力で温められて、ヒトは気血によって生かされているのだ。

治療後の血色の良くなった顔色は、治療師にとっては何よりのご褒美です。

凝りとの対話から感得する命の真相は、面白く、深いです。

心臓マッサージだけで回復

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心臓マッサージだけで回復裏付け 人工呼吸なくてもOK

京都新聞 6月12日(金)0時16分配信
 人工呼吸をせず、心臓マッサージ(胸骨圧迫)だけを行う心肺蘇生法の普及が、心停止した人の社会復帰数の増加に大きく貢献しているという調査結果を、京都大環境安全保健機構の石見拓教授や川村孝教授のグループが11日に発表した。日本は胸骨圧迫だけの蘇生法を学会レベルで唯一推奨している国で、その正しさを裏付けたという。
 心肺蘇生の在り方をめぐっては、人工呼吸と胸骨圧迫を併用した方法が長年標準とされてきた。一方、胸骨圧迫だけでも救命率は変わらないとする研究報告があり、日本では近年、市民による心肺蘇生の実施率の向上を目指し、人工呼吸を省く方法が多く取り入れられている。
 グループは、2005年から12年までに国内で心停止によって救急搬送された患者約81万6千人について、市民による蘇生の有無や種別、社会復帰の状況などを調べた。胸骨圧迫だけの蘇生を受けた人の割合は05年の17・4%から12年には39・3%に増加。胸骨圧迫だけで社会復帰できた人も、人口1千万人当たりの換算で05年の0・6人から28・3人に増えていた。
 石見教授は「胸骨圧迫だけの蘇生は、人工呼吸を伴う場合に比べて簡単。多くの人を対象にした講習が実施しやすく、蘇生の普及に有効だ」と説明。その上で「人工呼吸は子どもの心停止に有効とのデータもあり、学校の先生らにはオプションの講習として実施するのが望ましい」と話している。
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